Lyric

看板の灯りが落ちたあと

音だけがまだ踊ってる

濡れたアスファルト　車の跡

ビルの間をかすめた風

誰もいない駅のホームに

コーヒーの匂いが残ってる

ここは　何も起きていないけど

何も終わっていないとも言える

AM 4:03, city still breathing

時間が音になっていく

目に見えないものだけが

確かにここにあった

No one’s watching, and still it moves

通り過ぎるトラックの光

昨日の記憶を積んで

どこかへ向かってる

信号の点滅がリズムを刻む

何もないことが、美しい

足音すら聞こえない世界で

耳が拾うのは内側のノイズ

ジャズのフレーズのように

意味を持たずに響く感情

心じゃなく、風景が動いてる

僕はただ、それを見てるだけ

AM 4:03, light behind windows

誰かが目を覚ます前に

この無音のグルーヴだけ

胸にしまって帰ろう

No signal, no goodbye

始まりも終わりもない場所

音だけが真実みたいに

淡く体を包んだ