明日を ~1988年踏切近くのアパートにて~のジャケット写真

歌詞

明日を ~1988年踏切近くのアパートにて~

everymen

列車が通るたびに踏み切りの音

木造モルタルの

しみったれたアパート

このえぐられるように疲れた身体

膝を抱えて過ごした独りの夜

いつものコンビニエンスで

立ち読み時間つぶし

煙草とカップ麺買い帰った

明日を明日を

ただ夢見て生きてきただけ

隣りのゼミで

いつも笑ってたあいつ

寂しかったふたりは

ぎこちなく寄り添った

「お金も車も何も なかってもいいの

このままあなたがいてくれたらいいの」

隣りの声が聞こえる

アパートの畳の部屋

初めてあいつとふたりの夜

明日を明日を

ただ夢見て生きてきただけ

排気ガスが溶けてる汚れた雪の日

あいつは白いクーペ

助手席に乗って行っちまった

俺はその夜ひとり

飲めない酒を飲み

道端に座り込む

やつらに喧嘩ふっかけた

俺はボロボロにされて

薄れゆく意識の中

このまま死んでもいいと思った

あいつをあいつを

たったひとり愛していたのに

傷つき疲れ果てたこの街の日々

歪んだ心のまま

時だけは過ぎていった

誰にも別れ告げず振り向きもせず

部屋のドアを閉めて

ポストの名前外して

灰色の空の下で

青い想い捨て去って

いつもと変わらぬ踏み切りを渡った

明日を明日を

ただ夢見て生きてきただけ

  • 作詞者

    T.Ichinose

  • 作曲者

    T.Ichinose

  • プロデューサー

    T.Ichinose

  • ミキシングエンジニア

    T.Ichinose

  • グラフィックデザイン

    T.Ichinose

  • ギター

    everymen

  • ベースギター

    everymen

  • ボーカル

    everymen

  • バックグラウンドボーカル

    everymen

  • ピアノ

    everymen

  • オルガン

    everymen

  • ハーモニカ

    everymen

明日を ~1988年踏切近くのアパートにて~のジャケット写真

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    明日を ~1988年踏切近くのアパートにて~

    everymen

明日を 明日を ただ夢見て 生きてきただけ

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