

列車が通るたびに踏み切りの音
木造モルタルの
しみったれたアパート
このえぐられるように疲れた身体
膝を抱えて過ごした独りの夜
いつものコンビニエンスで
立ち読み時間つぶし
煙草とカップ麺買い帰った
明日を明日を
ただ夢見て生きてきただけ
隣りのゼミで
いつも笑ってたあいつ
寂しかったふたりは
ぎこちなく寄り添った
「お金も車も何も なかってもいいの
このままあなたがいてくれたらいいの」
隣りの声が聞こえる
アパートの畳の部屋
初めてあいつとふたりの夜
明日を明日を
ただ夢見て生きてきただけ
♪
排気ガスが溶けてる汚れた雪の日
あいつは白いクーペ
助手席に乗って行っちまった
俺はその夜ひとり
飲めない酒を飲み
道端に座り込む
やつらに喧嘩ふっかけた
俺はボロボロにされて
薄れゆく意識の中
このまま死んでもいいと思った
あいつをあいつを
たったひとり愛していたのに
♪
傷つき疲れ果てたこの街の日々
歪んだ心のまま
時だけは過ぎていった
誰にも別れ告げず振り向きもせず
部屋のドアを閉めて
ポストの名前外して
灰色の空の下で
青い想い捨て去って
いつもと変わらぬ踏み切りを渡った
明日を明日を
ただ夢見て生きてきただけ
- 作詞者
T.Ichinose
- 作曲者
T.Ichinose
- プロデューサー
T.Ichinose
- ミキシングエンジニア
T.Ichinose
- グラフィックデザイン
T.Ichinose
- ギター
everymen
- ベースギター
everymen
- ボーカル
everymen
- バックグラウンドボーカル
everymen
- ピアノ
everymen
- オルガン
everymen
- ハーモニカ
everymen

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明日を ~1988年踏切近くのアパートにて~
everymen
明日を 明日を ただ夢見て 生きてきただけ



