Mirrorのジャケット写真

歌詞

DEKA-MARA

ジュンヨシハラ

誠 ちっぽけだこと

君の底 誰と比べたとて

夜毎 嫉妬ケダモノ

心やんごとなき上の空

居るは小さな男

幾許刹那を感じてた手と手

すます耳胸元

心やんごとある下の空

出来るだけ無理はしたくない

今あるもので勝負したい

出来るだけ手間かけたくない

人よりも上にいたい

嫌々で会うのはもったいないや

足りないや

忙しくしてれば

なんだか良いな

良いな

咲いた時間たちは

きっと今日に

釘付けされそうな枝葉だ

描いた理想たちが

じっと待ってくれているは

なさそうだ

ああ気にせずにいたいな

できたものを失うことを

何でもできそうだ

振り返って良いのならば

もう一歩も動けないから

止めて止めて拍手をやめてよ

歌うほど味残るから

涙を止めないの

願うのは二度見するもの

求めて求めて手を尽くしたってさ

持たぬのは恥になるけど

あみだを引くだけよ

隣に立つ人まるで辰のよう

引き換え私は消しカスのよう

つかぬ事伺うけど

如何にしてそれ育ちますのよ

聞いたところで動けない

今から一歩たりとも動けない

咲いた時間たちは

きっと今日に

釘付けされそうな枝葉だ

描いた理想たちが

じっと待ってくれているは

なさそうだ

ああ気にせずにいたいな

できたものを失うことを

何でもできそうだ

振り返って良いのならば

  • 作詞

    ジュンヨシハラ

  • 作曲

    ジュンヨシハラ

  • プロデューサー

    Atsuki Azegami

Mirrorのジャケット写真

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  • 1

    ご挨拶2

    ジュンヨシハラ

  • 2

    もういや

    ジュンヨシハラ

  • ⚫︎

    DEKA-MARA

    ジュンヨシハラ

  • 4

    気をつけて帰れよ (feat. キドル, さるろっく & ザレトロ)

    ジュンヨシハラ

  • 5

    酸辣湯麺 (feat. 沖 健斗)

    ジュンヨシハラ

  • 6

    Mirror

    ジュンヨシハラ

前作『Along home』をリリースしてから約2年。
『Along home』はコロナ禍真っ只中に企業へ入社し、数日後に緊急事態宣言発令により自宅待機となったジュンヨシハラが、
「何かを成さなければ、しかし夜と朝がつながり昨日と今日の境目もわからない」と感じ、めまぐるしく変化する生活に半ば押し潰されそうになった反動から生まれた。

一方で今作『Mirror』は、時間をかけながら自分と身の回りを観察し感じ、ありたい姿とはどんなものかを紡ぎ出す過程で生まれたアルバムである。

1曲目『ご挨拶2』(ごあいさつー)では、『Along home』を彷彿とさせる語りから始まる。
そのBGMには、今やジュンヨシハラの代名詞ともなった『私はもう、踊らない。』が流れており、ラジオ配信のような雰囲気が漂う。
音源の後半には、企業紹介BGM風の曲が流れ、爽やかな気分を感じさせている。

2曲目『もういや』では、駆けるようなシンセサイザーのサウンドと、どっしりとループするエレキピアノのサウンドが混ざりポップな曲調となっている。
また、冒頭から「ああ、もういや。悩みがないなんて嫌だ。」と生活への不安を歌い、
理想はあるが、現状に満足し待っていることへのメッセージを込めている。

3曲目『DEKA-MARA (named by Atsuki Azegami)』は、ジュンヨシハラの友人と話しているうちに受けた影響から生まれた曲である。
日々は無常であり、描いた理想はその時点から自分をじっと待っていてはくれていないということを、男性のシンボルへ昇華し歌っている。

4曲目『気をつけて帰れよ(feat. キドル & さるろっく& ザレトロ)』では、普段はクリエイターとしてではなくダンサーとして音楽と関わる三人をゲストボーカルに迎え、生活の一幕を相互に支える顧客と従業員にフォーカスしたリリックを歌っている。
また、作中では前作『Along home』より、『お家エブリナイト』をサンプリングした音源を使用し、コロナ禍以降さらにフォーカスされている家での過ごし方の一幕を切り取っている。

5曲目『酸辣湯麺』は全編打ち込みに振り切った曲で、「全世界の平和よりも目の前の食事のことを考える人」をリズミカルに歌っている。
「今」を使い切り、未来への道を開くことを考えている際に生まれた曲である。
ジュンヨシハラは、酸辣湯麺を食べたことはまだないらしい。

6曲目『Mirror』は、取捨選択を強いられる人生で諦めたことや諦めきれないことの全てが自分の日々となること、強いられることと決められていることを混同して人生の主導権を手放してしまわないようにありたいと感じたことから生まれた楽曲である。
2本のギターが混ざり合うようにソロを掛け合うパートでは、自らと他者の調和を表現している。

「いま僕の周りにいてくれる人、周りにあるものは全て財産です。
僕の写し鏡であり、一部です。
そんなことを考えながら作ったアルバムです。」
本作を主導したジュンヨシハラはこう語った。

アーティスト情報

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