予習はすでに
ネットサーフィンでばっちり
値段は気にせず勢いでポチり
家に届くまで
Wating for something good
すでに待ちきれないまま
ガタンゴトンではなく
人の手から手で作る
期待しか勝たん
分かんないことはask google
でもAmazonプライムなら
明日に来る
くるくるひらひら
落ちた花びらで
「ああもう春か」
なんて不幸せ
突きつけられた不合格
足取りも確実に
スローダウン
頼んじゃねえし
来んじゃねえよ春
花粉多分
もう届かない
おいヒヤヒヤすんだろ
置き配
でもニヤニヤムカつく
その笑み
買いたい時買いたいものを買う
そんなに余裕はないけど
無駄でもない
日々のルーティンから外れて
1歩2歩散歩に出かけ
火を付けるZippo
「きっと明日こそはきっと」
と思ってても手に入らない
一生
季節感じる心
いまのところ
忘れないよう
気を付けるラリホー
ああもうずっと
頭くらくらするほど
一緒に踊り狂いたい
みんなで酒飲んで
クルージング
Oh Yeah
二日酔いが止まらない
もう
なんで居ない時来るかなあ
手紙おいて先延ばしする罠
ちょっとだけ待っていてくれたなら
その小包をすぐに開けるのに
ォイェ
玄関に置いてくならば
代わりにお茶でもいかがですか
ほかに何にも用事が無いなら
気をつけて家まで帰れよ
待ってる間にやること
決めておかなきゃすぐさま鳴る音
誰にも見つからないように
回収しなきゃ
撮られて吊し上げられるフォト
未だ大衆が好む緩急つけた
あの手この手を使った投球
ができないのさ
1人では無理かも、
だから集めて歌い踊るのさ
夜から朝に変わる時
空が白く混ざる時
道や建物が起き上がる時
人はまた夢見るのに
すぐに会えないとか
あれやこれやと説明するとか
アンタ、ばかぁ?
頭いたくても
新しく新しく
次々へ漕ぎ出していく
もう
なんで居ない時来るかなあ
手紙おいて先延ばしする罠
ちょっとだけ待っていてくれたなら
その小包をすぐに開けるのに
ォイェ
玄関に置いてくならば
代わりにお茶でもいかがですか
ほかに何にも用事が無いなら
気をつけて家まで帰れよ
暗く影った夜の道
言葉の裏
深読んだ
どのみち伝わらないのさ
込めた意味
バラさない方が
アーティスティクでしょう
東奔西走箱に詰め込み
封をする
それで良しとする
誰か開けるまで待つ間で
葉がつき日が出て
とかでほろり回ってく
- Lyricist
Jun Yoshihara, Kid Loo, saru roc
- Composer
Jun Yoshihara
Listen to Take care (feat. Kid Loo, saru roc & The Retro) by Jun Yoshihara
Streaming / Download
- 1
Introduction
Jun Yoshihara
- 2
No thanks
Jun Yoshihara
- 3
DEKA-MARA
Jun Yoshihara
- ⚫︎
Take care (feat. Kid Loo, saru roc & The Retro)
Jun Yoshihara
- 5
hot and sour soup noodles (feat. Kent Oki)
Jun Yoshihara
- 6
Mirror
Jun Yoshihara
前作『Along home』をリリースしてから約2年。
『Along home』はコロナ禍真っ只中に企業へ入社し、数日後に緊急事態宣言発令により自宅待機となったジュンヨシハラが、
「何かを成さなければ、しかし夜と朝がつながり昨日と今日の境目もわからない」と感じ、めまぐるしく変化する生活に半ば押し潰されそうになった反動から生まれた。
一方で今作『Mirror』は、時間をかけながら自分と身の回りを観察し感じ、ありたい姿とはどんなものかを紡ぎ出す過程で生まれたアルバムである。
1曲目『ご挨拶2』(ごあいさつー)では、『Along home』を彷彿とさせる語りから始まる。
そのBGMには、今やジュンヨシハラの代名詞ともなった『私はもう、踊らない。』が流れており、ラジオ配信のような雰囲気が漂う。
音源の後半には、企業紹介BGM風の曲が流れ、爽やかな気分を感じさせている。
2曲目『もういや』では、駆けるようなシンセサイザーのサウンドと、どっしりとループするエレキピアノのサウンドが混ざりポップな曲調となっている。
また、冒頭から「ああ、もういや。悩みがないなんて嫌だ。」と生活への不安を歌い、
理想はあるが、現状に満足し待っていることへのメッセージを込めている。
3曲目『DEKA-MARA (named by Atsuki Azegami)』は、ジュンヨシハラの友人と話しているうちに受けた影響から生まれた曲である。
日々は無常であり、描いた理想はその時点から自分をじっと待っていてはくれていないということを、男性のシンボルへ昇華し歌っている。
4曲目『気をつけて帰れよ(feat. キドル & さるろっく& ザレトロ)』では、普段はクリエイターとしてではなくダンサーとして音楽と関わる三人をゲストボーカルに迎え、生活の一幕を相互に支える顧客と従業員にフォーカスしたリリックを歌っている。
また、作中では前作『Along home』より、『お家エブリナイト』をサンプリングした音源を使用し、コロナ禍以降さらにフォーカスされている家での過ごし方の一幕を切り取っている。
5曲目『酸辣湯麺』は全編打ち込みに振り切った曲で、「全世界の平和よりも目の前の食事のことを考える人」をリズミカルに歌っている。
「今」を使い切り、未来への道を開くことを考えている際に生まれた曲である。
ジュンヨシハラは、酸辣湯麺を食べたことはまだないらしい。
6曲目『Mirror』は、取捨選択を強いられる人生で諦めたことや諦めきれないことの全てが自分の日々となること、強いられることと決められていることを混同して人生の主導権を手放してしまわないようにありたいと感じたことから生まれた楽曲である。
2本のギターが混ざり合うようにソロを掛け合うパートでは、自らと他者の調和を表現している。
「いま僕の周りにいてくれる人、周りにあるものは全て財産です。
僕の写し鏡であり、一部です。
そんなことを考えながら作ったアルバムです。」
本作を主導したジュンヨシハラはこう語った。
Artist Profile
Jun Yoshihara
bassist/singersongwriter/breakdancer 早稲田大学卒業 幼少からピアノを習い、中学2年生の頃に、姉のお下がりのベースを弾き始めたことからバンドや音楽への関心が高まる。 高校在学中は軽音楽部とバドミントン部を兼部。 また、高校3年生から「道具のいらない趣味」としてブレイクダンスを始めたことにより、リズム感や音楽の幅も広がった。 2020年からソロとしての活動を開始。 2021年からライブ配信アプリにて、フォロワーの総数は少ないながらも多数イベントで優勝。少数精鋭のファン層を構築しつつある。 2023年1月に最新アルバム『リンスインシャンプー、好きじゃない』をリリース。
Jun Yoshiharaの他のリリース
Kid Loo
saru roc
The Retro