Mirrorのジャケット写真

遠くに見えた希望はたぶん

捨て切れない理想の種

孤独に耐えられないほど僕に

すり込んだ愛情の影

書いたり笑ったり染み付いた後悔で

合わせ鏡の中だ

日々を見てきた今日からはもう

戻れやしないんだ

今が続いていくんだ

少し大人になる日々で

いつかまた会える時を

無視をしてきた声が聞こえたら

もうどうかしちゃうんだ

僕は進むしかないんだ

黒く落ち込んだこの世界で

いつかまた会える笑顔

恐怖を押し付ける人が言う

まだ時じゃないと言う

この手を繋ぐふりをしている

暴力的に夢を断つ

要らないものばかり

得意げに押し付けている

鏡の中へ

君を見てきた僕からはもう

何も言えないんだ

今が続いていくんだ

集めてきたものが全て

僕を表した一部だから

無視をしてきた声が聞こえたら

もうどうかしちゃうんだ

僕は進むしかないんだ

黒く落ち込んだこの世界で

いつかまた会える笑顔

参ったよ「会いたいよ」の言葉が

得意げになって

這い出したのに消えた

一切のなりたいの想いは

あなたがくれたもの

日々を見てきた今日からはもう

戻れやしないんだ

今が続いていくんだ

少し大人になる日々で

いつかまた会える時を

無視をしてきた声が聞こえたら

もうどうかしちゃうんだ

僕は進むしかないんだ

黒く落ち込んだこの世界で

いつかまた会える笑顔

  • 作詞

    ジュンヨシハラ

  • 作曲

    ジュンヨシハラ

Mirrorのジャケット写真

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  • 1

    ご挨拶2

    ジュンヨシハラ

  • 2

    もういや

    ジュンヨシハラ

  • 3

    DEKA-MARA

    ジュンヨシハラ

  • 4

    気をつけて帰れよ (feat. キドル, さるろっく & ザレトロ)

    ジュンヨシハラ

  • 5

    酸辣湯麺 (feat. 沖 健斗)

    ジュンヨシハラ

  • ⚫︎

    Mirror

    ジュンヨシハラ

前作『Along home』をリリースしてから約2年。
『Along home』はコロナ禍真っ只中に企業へ入社し、数日後に緊急事態宣言発令により自宅待機となったジュンヨシハラが、
「何かを成さなければ、しかし夜と朝がつながり昨日と今日の境目もわからない」と感じ、めまぐるしく変化する生活に半ば押し潰されそうになった反動から生まれた。

一方で今作『Mirror』は、時間をかけながら自分と身の回りを観察し感じ、ありたい姿とはどんなものかを紡ぎ出す過程で生まれたアルバムである。

1曲目『ご挨拶2』(ごあいさつー)では、『Along home』を彷彿とさせる語りから始まる。
そのBGMには、今やジュンヨシハラの代名詞ともなった『私はもう、踊らない。』が流れており、ラジオ配信のような雰囲気が漂う。
音源の後半には、企業紹介BGM風の曲が流れ、爽やかな気分を感じさせている。

2曲目『もういや』では、駆けるようなシンセサイザーのサウンドと、どっしりとループするエレキピアノのサウンドが混ざりポップな曲調となっている。
また、冒頭から「ああ、もういや。悩みがないなんて嫌だ。」と生活への不安を歌い、
理想はあるが、現状に満足し待っていることへのメッセージを込めている。

3曲目『DEKA-MARA (named by Atsuki Azegami)』は、ジュンヨシハラの友人と話しているうちに受けた影響から生まれた曲である。
日々は無常であり、描いた理想はその時点から自分をじっと待っていてはくれていないということを、男性のシンボルへ昇華し歌っている。

4曲目『気をつけて帰れよ(feat. キドル & さるろっく& ザレトロ)』では、普段はクリエイターとしてではなくダンサーとして音楽と関わる三人をゲストボーカルに迎え、生活の一幕を相互に支える顧客と従業員にフォーカスしたリリックを歌っている。
また、作中では前作『Along home』より、『お家エブリナイト』をサンプリングした音源を使用し、コロナ禍以降さらにフォーカスされている家での過ごし方の一幕を切り取っている。

5曲目『酸辣湯麺』は全編打ち込みに振り切った曲で、「全世界の平和よりも目の前の食事のことを考える人」をリズミカルに歌っている。
「今」を使い切り、未来への道を開くことを考えている際に生まれた曲である。
ジュンヨシハラは、酸辣湯麺を食べたことはまだないらしい。

6曲目『Mirror』は、取捨選択を強いられる人生で諦めたことや諦めきれないことの全てが自分の日々となること、強いられることと決められていることを混同して人生の主導権を手放してしまわないようにありたいと感じたことから生まれた楽曲である。
2本のギターが混ざり合うようにソロを掛け合うパートでは、自らと他者の調和を表現している。

「いま僕の周りにいてくれる人、周りにあるものは全て財産です。
僕の写し鏡であり、一部です。
そんなことを考えながら作ったアルバムです。」
本作を主導したジュンヨシハラはこう語った。

アーティスト情報

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