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歌詞

Air

街蜥蜴塾

頬をかすめる風が今

やけに優しく触れている

すぐに解けそうな糸を

手放す前に

忘れてもう終わりにして

掠れてもう息が止まる

醒めないように 紡いだ糸を今

手繰り寄せて確かめた

綻びで失わないように

深々

読み飛ばす過去

振り切った時間と変わらない雑踏

何者かだった時もある

同じだけ何者でも無い時が有る

有り難く最終列車

人は疎ら

もしも誰かに会えば

揺らぐ程には

いや、嫌々じゃ

先に立たないものが有る

砕いた心を吸い込んだ

形から入ってもいつか叶えば

俺ですら足りない時間でお前は

悩み転がっても毎夜毎晩

茹だるような暑さ

朱に染まった

ポケットの中の手は

春に枯れた

巡り合う旅さこれは

観測者 いたら 応答願う

屋上で待つ

消散の境界に愛憎と焦燥を

幻影の残響音に記憶、鼓動全て宙を舞った

一瞬の永遠さえも透明に染まりだした

醒めないように 振り返らずに

溢れ落ちる思い出を

今になって 虚しく思う

この春が恋しくて届かない

月に流されて

星に手を振って

雨に隠されて

夢を傷つけて

影に交わされて

風に目を閉じて

歌に騙されて

光を集めたなら

神神神様にはもう会ったし

本当の愛も確かにあったし

でもがっくしきちゃうのよ空っぽのワタシ

素晴らしい世界でした

ありがと

海を舞い 空泳ぐ 幽体の

然るべく 定められている末路

飽くほどにある時間と

吐くほどの孤独を

独唱

  • 作詞者

    City Lizard, しわしわの犬, y//d''

  • 作曲者

    City Lizard

  • プロデューサー

    City Lizard

  • レコーディングエンジニア

    City Lizard

  • ミキシングエンジニア

    City Lizard

  • マスタリングエンジニア

    City Lizard

  • ギター

    BABATAISHI, 釈迦力禅思想, しわしわの犬

  • ベースギター

    8845

  • ドラム

    アチアチ熱波ロウリュ

  • ボーカル

    City Lizard

  • バックグラウンドボーカル

    y//d''

  • プログラミング

    霊伽

  • その他の楽器

    C_C.mov, グランドビュッフェマスター

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今作『No.』は全10曲で構成、City lizardが作り出す多角的で鋭利な音と言葉により、リバイバルが横行する20年代のオルタナティブロックからの逸脱を試行し続ける。今作タイトルのきっかけになった楽曲「数衆 -numb(ers)-」では、街蜥蜴塾が<数>としての集団ではなく、個の集まりである<衆>として、バンド/コレクティブとしての現在位置を複雑に絡み合うフレーズとグルーヴがそれを提示する。

繰り返されることのないフレーズが形骸化されたクリエイティブに怒り、問いかけ続ける「ASSAULT」から始まり、悲観に別れを告げる「ASH」、ベッドルームでの感情が外向きに広がっていく「踵」、希死念慮をアルペジオに昇華し、それを抱き締めるようなディストーションが空に還る「Air」に終始する。その他にも、「Twilight to Sunset (naked)」はGt/Voのしわしわの犬がメロディーを歌い、メカニカルと相反するアンビエンスが温かさを生み出す。インタールード楽曲の「collage」ではMnpの霊伽がアレンジを行い、個としての楽曲たちをデジタル的な解釈で繋ぎ合わせる。

活動当初から”数字”というものに着目されてきた街蜥蜴塾が、それを重要な要素として捉え「何もかも私と同じものを持った、私とは違うアナタへ」と語りかける。そして番号が空白のタイトルにリスナーが11人目として存在できる居場所がそこにはある。

アーティスト情報

  • 街蜥蜴塾

    街蜥蜴塾は2022年に奈良県でVocal/ComposerのCity lizardを中心に結成された10人組ロックバンド/コレクティブ。City lizardが作り出すオルタナティブなサウンドにDJ、VJらによるデジタル的なアプローチが加わり、より独自的なバンドとしての創造性が覗き込む。 また、メンバーそれぞれがグラフィックデザインやトラックメイカー、撮影、映像制作など多種にわたるフィールドで活動を行うなどコレクティブとしての面での注目も集めている。

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