

地上に立っている実感がなくて
手を掛けた扉は いつでも開くことができると
誘われるがまま転がっていた
唐草みたいに 風に攫われているだけだった
雨どいの隙間から見えた淡い人たち
ふんわりしていて 本物じゃない気がした
今日のスープは秘伝のスープ
いつから作っているのかも忘れた
さあ、御馳走だ
全部飲み干すといいよ
しれっと差し出された銀貨の裏に
挟み込まれたのは 鏡の欠片
君と僕 どっちの顔が
よく見えてるんだろうね
裏路地に自ら飛び込んで
声を掛けた集団に いつでも会えるだろうと
黒い粉がピリピリと弾け飛ぶ
粉雪みたいに 凍った道を歩いただけだった
見慣れた鉄の扉を隔てて祈る人たち
湿った空気を纏って 蝋人形のように見えた
コップ一杯の水は魔法の水
どこで手に入れたのか思い出せない
もう、残りの一杯だ
分け合うことができるかい?
すらっと伸びた淡い指先に見惚れて
幻影の中に消えたガラスの破片
君と僕 誰の姿が
立っているんだろうね
喚き立てるうるさい蠅も
地を這う女王蟻も
もうどこにも居ないんだ
君はまだ残っていたいかい
最終兵器を手渡そう
貰ってくれるかい?
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“present”を
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present
福 水琴 - Fuku Mikoto -
「present」
エクスペリメンタルなローファイJ-POPに
ダークアンビエントと歪んだカーニバルの気配を重ねた楽曲。
今回の歌詞は、
差し出されるものを「善意」や「贈り物」と誤認しながら、
少しずつ足場を失っていく感覚を、
私自身の視点で静かに描いたものです。
抑制された語り口のボーカルと、
不安定なリズムが、危うい温度を残します。
作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
音が立ち上がり、碁石のように花開く。
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