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もし例えるならば、MotörheadがGang Greenと握手をし、Cro-Magsと肩を組み、Battalion Of Saintsと酒を交わし、大阪でT.J.Maxxと青春を過ごし、Blood For Bloodと恋に落ち、Poison Ideaと不倫をし、さらにPower Tripと二股したかのような男臭くレイジングなサウンドだ!00年代初頭から活動を開始し、幾多のメンバーチェンジにもめげず、近年は平日のBearsや火影での企画などに力を入れるなど独特の活動を続けてきた。Hardcore Breakout~SMDcrewという関西におけるNYHCスタイルの系譜を継ぐ数少ないバンドの一つでもある。サウンド面は先述で例えに挙げたバンドのように80~90'sのNYやBostonのHC/Punk/Oi/Skinsなどを軸に据えつつ、往年のJapanese Hardcoreが武器とする猛烈な勢いや、ザックザクに刻まれるThrash/Crossoverの要素もふんだんに注入。こうなると得てして重心の軽い音になりかねないところだが、OGメンバーであるBa.MASATOと新たにDr.として加わったOKAによるタイトなグルーヴや、Vo.SHOYAの獰猛で野太いシャウトが全体のボトムスをグッと引き下げることで、ビルドアップ感とドライブ感を黄金バランスで両立させることに大成功している。そして特筆すべきはアルバム全編において冴えわたるGt.Tのギターワーク。ゴキゲンすぎるメタリックでロッキンなリフからブルースを感じさせるソロまで見事に弾きこなし、Agnostic FrontでいうところのStigma的マスコットポジションであるGt.UMEKAWAの穴を(?)見事に埋めきってみせている。そのUMEKAWAもまた、80's HCの勢いや暴力性という点においてはバンドに欠かせない存在である。OG世代の先輩方から、現行のメタリックなHCやCrossoverなどに目がない若いキッズまで、大満足間違いナシ文句ナシの超推薦盤。

■FFO:Blood For Blood, Wisdom In Chains, Gang Green, Slapshot, Battalion Of Saints, Poison Idea, Article Of Faith, Dead Boys, Negative Approach, G.B.H, The Casualties, Cro-Mags, Bad Brains, Agnostic Front, Murphy's Law, Sheer Terror, Breakdown, Token Entry, Lip Cream, Rocky And The Sweden, Forward, City Indian, 鉄アレイ, Paintbox, Vibrations, Power Trip, Mindforce, Dead Heat, Red Vision, Ekulu, Combust, Rotting Out, Twitching Tongues, Iron Age, Corrosion Of Conformity

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OVER THRTY KIDS