

いつもメイクはバッチリで
視線を集めるくらいがちょうどいい
"強めな女"って評価も悪くない
だけど誰も本当のあたしは知らない
風を切るように歩くヒールの音
夜の街に溶けてく不安のシルエット
弱さ隠すのが上手になったけど
時々 このままじゃ息が詰まる
誰かの言葉に傷つくのも面倒
ならば先に壁をつくってしまえばいい
でもホントはね ちょっとだけ
甘えたり 頼ったり してみたい
気取った Midnight Confidence
その瞳に映るあたしを見てよ
落ちてゆく寸前で 踏みとどまるセリフ
「大丈夫」って笑えば 少しだけ強くなれる
だけどこの胸は どうしようもなく揺れている
似合わないピアスを増やしても
空虚な心を飾ることはできなくて
“可愛げない”なんてラベル貼られたなら
いっそそのイメージ 振り切ってあげる
どんなにクールを装ったって
好きな人ができると 戸惑い隠せない
本当はもっと素直になりたいのに
プライド高くて空回りしちゃう
LINEの既読を放置してみたり
期待されたくて そっぽ向いたり
だけど心のどこかでは
あたしを見つめてほしいと願ってる
騒がしい Midnight Confidence
胸の奥で繰り返す矛盾に
ほどけそうな気持ちを キスで隠せるなら
“自分らしさ”って何だろ わからなくなるけど
それでも君にだけは 少し甘えてみたい
クールな仮面を捨てられたら
どんな風に変わるのかな
だけど 揺るがないもの 一つくらい
この世界に残しておきたいよ
例えば 自分を誇れる強さ
とけてゆく Midnight Confidence
やわらかな光が射す朝に溶けて
素顔のままで 君を見つめられるなら
寂しさも 痛みも きっと抱きしめてあげる
遠回りしても これがあたしの“恋”なんだ
- 作詞者
ちぇっくのりんごのじゅーす
- 作曲者
ちぇっくのりんごのじゅーす
- プロデューサー
ちぇっくのりんごのじゅーす
- ボーカル
ちぇっくのりんごのじゅーす
- ソングライター
ちぇっくのりんごのじゅーす

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Midnight Confidence (2025 Remastered)
ちぇっくのりんごのじゅーす
「Midnight Confidence -Remastered Edition-」リリース:夜の仮面と朝の素顔、二つの自分を抱きしめる
強さと弱さ、クールと素直、プライドと甘え—そんな相反する感情の狭間で揺れ動く女性の心を繊細に描いた「Midnight Confidence」が、さらに磨きをかけたリマスター版として生まれ変わりました。
「いつもメイクはバッチリで 視線を集めるくらいがちょうどいい」という自信に満ちた姿勢と、「本当はもっと素直になりたいのに プライド高くて空回りしちゃう」という本音の葛藤。この対比が新たな音響処理によって一層鮮明に浮かび上がり、聴く人の胸に直接響きます。
リマスタリングによって、夜の街に響くヒールの音の高音域が際立ち、「空虚な心」を表現する低音の余韻が深まりました。特に「とけてゆく Midnight Confidence やわらかな光が射す朝に溶けて」という転換点では、夜から朝への移り変わりが、音色の微妙な変化によって見事に表現されています。
LINEの既読スルーやツンデレな態度など、現代の恋愛模様を描写した歌詞は、デジタル時代の関係性における自己防衛と本音の狭間で揺れる多くの女性たちの心情を代弁しています。
強がりながらも「あたしを見つめてほしい」という素直な願いを秘めたこの曲は、リマスター版になることで、その繊細な感情の機微がさらに豊かな音の風景として描き出されました。
夜のクールな仮面と朝の素直な表情—どちらも自分らしさの一部として受け入れる旅に、この「Midnight Confidence -Remastered Edition-」が寄り添ってくれることでしょう。
アーティスト情報
ちぇっくのりんごのじゅーす
ちぇっくのりんごのじゅーすは、独自の世界観を持つシンガーソングライター / ユニット。日常の何気ない瞬間を切り取り、スマホ越しの景色や夜の孤独、青春の甘酸っぱさを繊細な言葉とメロディで表現する。楽曲はポップでありながら、エレクトロやオルタナティブの要素も取り入れ、多層的なサウンドを生み出している。 SNS時代に共感を呼ぶリリックと、どこか懐かしくも新しいメロディが特徴。TikTokやYouTubeを中心に楽曲を発表し、デジタル世代の心を掴んでいる。
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