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大阪府大阪市出身のラッパーであり、先天性の発達障害があり、障害等級2級。 盟友であるrirugiliyangugiliが主宰するクリエイティブコレクティブ「CNG Squad」のメンバー。 中学時代、不安定な家庭環境で過ごす中でKOHHや般若、クリスブラウン、ピットブルの音楽と出会いヒップホップミュージックに衝撃を受ける。 それと同時期に後のCNG Squadのメンバーたちとも出会い、地元のサイファーに誘われことでラッパーとしてのキャリアをスタートする。 2019年にrirugiliyangugiliのバックアップの元、1st EP「Dead End in Hell」をリリース。 楽曲の完成度もさることながら、ミュージックビデオで映しだされる強烈なキャラクターも話題となり、アンダーグラウンドシーンを中心に話題となる。 2021年5月にシングル「ADHD」をリリース。自身の障害者手帳をジャケットした本作はアンダーグラウンドを超え、インターネットでもミーム的な人気を博す。 しかし症状の悪化がもとで様々なトラブルに巻き込まれてしまう。21年夏頃、勾留されたことをきっかけに緊急措置入院となり一切の活動を停止する。 数多くの憶測が流れる中、突如2022年末ABEMA TVの人気オーディション番組「ラップスタア誕生」の公募オーディションの動画をSNSに投稿。 自立支援施設で撮影された自身の状況をリアルにラップした動画は大きく話題となり、参加資格がないにも関わらずSNSで投稿された動画のなかで最高視聴PVを記録する。 2023年は待望の一時外出の許可が下り、外出支援を利用しケアマネジャー同行のもとスタジオレコーディング制作を再開。 2枚のアルバム「STAY IN HELL」「YO!」をはじめ、rirugiliyangugiliとの共作EP「SHITTY」など数多くの作品をリリース。都度多くの話題となる。 同年4月にCIRCUS OSAKAで開催された休止後初となるライブではノンプロモーションにもかかわらず200人以上のヘッズを集め成功させる。 今も自立支援施設で生活するLil Ash懺悔。彼の収入は就労継続支援B型事業所で得る月2万円とわずかな印税のみである。 活動が限られる環境でありながら、今日も施設でiPhoneのガレージバンドアプリにラップを吹き込む。 ヒップホップシーンはLil Ash 懺悔の言葉に耳を貸すべきだ。今すぐに。
CNG Squad