

真夜中のエレベーター
鏡越しのシルエット
誰も知らない物語が
静かに始まる
レイトショー帰りのアベニュー
濡れたアスファルトが光る
横顔だけを見つめながら
あなたは何も言わない
黒いシャツに香るムスク
細い指先 銀のリング
近づくたび遠くなる
そんな距離が心地いい
信号待ちの赤い時間
街のノイズが消えてゆく
強がりばかり似た者同士
視線だけで分かり合う
薔薇のタトゥーに口付けを
夜風が髪を揺らしてる
冷たい都会の片隅で
熱を隠して踊る二人
薔薇のタトゥーに口付けを
誰にも見せない微笑みで
ネオンの海を泳ぐように
Tonight, you’re my superstar
ルーフトップの最後の席
グラスの氷が音を立てる
曖昧なまま重なる影
月が少し照れている
退屈なんて似合わないね
その瞳は映画みたい
触れた瞬間 街の景色が
スローモーションになる
午前二時を過ぎた頃
タクシーさえも遠ざかる
帰る場所はあるはずなのに
まだ夜を終わらせない
薔薇のタトゥーに口付けを
ガラスの月を映しながら
言葉じゃ足りない感情が
胸の奥で火を灯す
薔薇のタトゥーに口付けを
壊れそうな静寂の中
世界が二人だけになる
Tonight, you’re my superstar
Don’t look away
Stay with me tonight
街灯りが滲んで
季節さえ忘れてゆく
Don’t say goodbye
Not tonight
夜明けなんて来なくていい
薔薇のタトゥーに口付けを
朝焼けが空を染めるまで
冷たいふりをしていたけど
本当は誰より熱かった
薔薇のタトゥーに口付けを
消えない香りを残して
振り向かないその背中が
今も私の superstar
タクシーの窓に流れる
銀色のモーニングライト
最後まで名前を呼ばず
最後まで恋とも呼ばず
薔薇のタトゥーに口付けを
あの夏の続きを胸に
遠ざかる街の向こうで
Still my superstar
- 作詞者
穏音
- 作曲者
穏音
- プロデューサー
穏音
- リミックス元のアーティスト
穏音

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薔薇のタトゥーに口付けを
穏音
E
都会の夜に揺れる、危うく美しいラブストーリー。
「薔薇のタトゥーに口付けを」は、ネオン、雨上がりのアスファルト、ルーフトップ、午前二時の静けさを舞台に、名前のない関係を描いたアーバン・ラブソング。
強がりで冷たいふりをしながらも、胸の奥では誰より熱く惹かれ合う二人。恋と呼ばないまま過ぎていく一夜の記憶を、映画のワンシーンのように切なく、艶やかに閉じ込めた一曲です。
アーティスト情報
穏音
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