Sharpened with Me Front Cover

Lyric

Sharpened with Me

Lia

今日も一本

鉛筆を削った

芯ごと、心ごと、

あのときの自分まで

誰かに褒められた字じゃなくて

教科書のすみに書いた落書きが

いちばん、わたしの本音だった

声に出すと

間違いにされる気がして

だから鉛筆で書いてた

すり減って

短くなって

捨てられるまでに

どれだけ ほんとう 書けたんだろう

芯ごと削る

それが、生きるってことなら

もう痛くたっていい

君に読まれなくても

わたしだけは

この線をなぞっているよ

スニーカーの裏も

かかとも、こすれて

この街にわたしの気配が

薄く残ってるといいな

書くことでしか

守れなかったものがある

誰もわからない日記みたいに

でもそれで、やっと立っていられた

芯ごと削る

声にならない叫びだって

白いページに刻んだ

何度書き直しても

滲んでも

これが、わたしの文字だから

短くなったこの鉛筆

まだ、書ける

ちゃんと最後まで

書き終えるから

  • Lyricist

    Lia

  • Composer

    Lia

  • Producer

    Lia

  • Vocals

    Lia

  • Songwriter

    Lia

Sharpened with Me Front Cover

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