

十番
君と出会ったのは18の時だったんだ
社会も知らないのに
なぜか無数の悩みを抱えていたんだ
君は本当に凄い人だった
そっからの僕は君に支えられていた
少し背伸びをしている
僕に君は気付きながらも成長を
見守っていたんだね
でもあくまで君と僕は対等
だから君は
僕を甘やかさなかったんだ
君との距離を感じながらも
僕は君しかいなかった
だから君との時間が終わるたびに
後悔と孤独感が僕を襲った
でも僕は独りよがりにその悩みを
処理して次に会う時までに
蓄えをしてきた
でもそんな僕じゃ
一生このままだと感じた
君を傷つけ時間を無駄にさせた
そして僕は自分を見失った
必要なのは共存ではなくて
強さだと言う事を知った
空白を君の愛で埋めた事で
僕は本当の愛を
見失っていたのかも知れない
1つ1つを大事にする君の頭は
苦しくも素敵な人だ
君の何かを埋めるピースは
簡単には見つからない物だ
割れた画面に文字を打つ
あなたの顔は悲しんでいる
君の過去を引き換えに
目の前の人を笑わせてあげて
全てを受け止めてしまう君の
心は美しくも疲れている
アルコールのせいにしたいよ
君との抑揚
何を浴びても冷静を装う私は
もう自分はないのか
時計を気にする君を見ると
悲しくなるんだ
弱いのではない
何より僕は君の事を
大切にしているのさ
あなたの迷いを無くしても
埋めれない夜
そう確信したさ
不意に諦めたタッチパネル
君はいったい誰と電話しているの?
僕を置き去りにして
君が口を開けた今を僕は大事に
出来なくて君は酔い覚めを
あいつに使うんだ
当たり前の夜を
埋めていく自信が無くてさ
長い沈黙を破って口開けた少年
性根が腐った僕にくれた言葉は
何も刺さらなかった
深読みし過ぎて君とかけち合う
ボタンも今ならこの名残りおしさも
また君と見る光の為なら
しまっておこう。
背伸びをしたぶんちゃんと
おった傷も今なら消化できている
誰かが否定するこの愛も
僕らだけの愛の形だ
難しく腑に落としてはライトの下で
身体を揺らす今日も
答えを抱えたまま歩く
君の背中は小さい
深読みした君間違いない
あなたは今まで見せた事のない
顔で大量の血を流すのだから
- 作曲
スポンジモム
- 作詞
スポンジモム

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十番
スポンジモム
恋愛とは終わりがない事を
必死に答えを探してる
あなたの事を知れば知る程
ペンは進むけど、
止まった時に初めて幸せが
待っている物なのかも知れない。
アーティスト情報
スポンジモム
20の若者の裸の言葉達です。
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