

昼下がりの光が揺れる部屋で
鳴ったスマホはいつもと変わらない音で
きっと明日には笑い話になる
そう呟いた唇はもう乾いていた
知らない街の知らない匂いの中
辿り着いた白い廊下の先
昨日 隣で風を切ったひとは
ガラスの向こうで静かに眠ってた
「大丈夫」って言葉が
喉の奥で錆びていく
I can't even cry
涙の場所を忘れたまま
誰かの涙を数えてる
こんな自分が立ってることが
いちばん遠い痛みになる
三日通った同じ電車の窓
映る顔はどこか他人みたいで
波が線になった瞬間のこと
耳の奥にまだ残ってる
並んだ花と知らない顔の列
泣けない目で頭を下げ続けた
周りがくれる優しさのかたちが
重くて重くて 息ができない
「さみしいでしょう」って声が
まるで外国語みたいだ
I still can't feel it
あの日の空を思い出せない
あの人の声も滲んでゆく
ちゃんと悲しめない自分だけが
静かに此処で壊れてゆく
薄情だと 何度も責めた
泣けないことが罪みたいで
もしも今 あの人がいたら
きっとこう言うだろう
「そんな顔するな」って
I can't even cry
涙の場所を忘れたまま
誰かの涙を数えてる
こんな自分が立ってることが
いちばん遠い痛みになる
I still can't feel it
あの日の空を思い出せない
あの人の声も滲んでゆく
ちゃんと悲しめない自分だけが
静かに此処で壊れてゆく
いつか泣ける日が来るなら
それはきっと もう遅い朝
- 作詞者
SoLunia
- 作曲者
SoLunia
- プロデューサー
SoLunia
- マスタリングエンジニア
SoLunia
- グラフィックデザイン
SoLunia
- その他の楽器
SoLunia

SoLunia の“Tearless”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
Tearless
SoLunia
泣けないことが、こんなにも苦しいとは思わなかった。
誰かの死の前で、自分だけ泣けなかった。
薄情だと何度も責めた。
泣けない自分を責め続けた夜のための歌です。
励ましじゃなく、ただそこにある言葉として。
アーティスト情報
SoLunia
「救いよりも、共感を。」 SoLuniaは、孤独や不安を"そのまま"受け止める音楽プロジェクト。 名前は「Sol(太陽)」「Luna(月)」「ia(場所)」を組み合わせた造語で、光と影の狭間——どちらにも属さない曖昧な感情が息をできる場所を意味する。 前向きな励ましではなく、「同じ場所にいる」という静かな共鳴を届ける。承認欲求、デジタル社会の断絶感、動けない日々への恐怖、「大丈夫」という嘘——誰もが抱えながら口にできない痛みを、歌と映像で静かに描いていく。 体験や経験を元にして、AIをベースにした作曲と、人の手による歌詞・ミキシングを融合させた制作スタイルで、テクノロジーの平滑さと人間の不完全さの間に生まれる"温度のゆらぎ"を表現している。 代表曲に「Validation Economy」「Frozen in Motion」「Liminal Spaces」「Out of Sync」「Five Minutes Forever」など。
SoLuniaの他のリリース
SoLunia



