1stのジャケット写真

歌詞

シネマ

Takuya

やがて定刻が過ぎて明かりが落ちる

まっさらなスクリーンに画が灯る

味気のなかった日々が鮮やかに映る

音が流ればありきたりが輝く

始まればストーリーは転がり続ける

巻き戻しもなければ早送りもない

溢れかえるエキストラ雑踏のリバーブ

サラウンドの中聞こえたあなたの声

気の利いたような台詞は

とてもじゃないが言えないな

シナリオには書いていないけど

流れる音に言葉を載せよう

撒いた種がやがて花を咲かすように

あなたと共に過ごす日々が育つように

木漏れ日を集めて照明にしよう

あなたが映るシーンが輝くように

口をついた言葉たちはもう還らない

NGを出してもカメラは回る

いつかまた笑って話せるように

その時を追いかけて歩みは続く

気の利いたような台詞を

そろそろ言ってみたいな

シナリオには書いていないけど

流れる音に歌を載せよう

黄昏時が辺りを優しく抱きしめる

柔らかい光を浴びながら愛を伝えよう

咲いたような笑顔で頷く頬には

ひとすじの小川が浮かんでは消えた

出会った日の回想を眺めよう

早送りしたい日もあるけれど

映し出されたのは陽の当たる道

並んで歩くあなたと今

流れる日々に合わせフィルムは進んで行く

いつか観かえしたい場面が重なり続ける

激しい雨の中を歩く日もあるけど

クライマックスは期待通りになれたかな

やがてロードムービーは終わりの日を迎える

エンドクレジットを昇り行くあなたの名前

こんなストーリーでも喜んでくれるかい

これから流れる主題歌はこの歌で良いかな

  • 作詞

    Takuya

  • 作曲

    Takuya

1stのジャケット写真

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アーティスト情報

  • Takuya

    秋田県出身 学生時代よりギター、バンド活動を行う。 2020年、コロナ禍のお家時間を充実させるべく、DTMによる楽曲制作、セルフレコーディング開始。 2021年よりシンガーソングライターとして活動を開始。 ビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、レッドツェッペリンらから影響を受け、ギターロックを中心とした楽曲を製作。 2022年にセルフレコーディング・プロデュースによる1stアルバム「1st」を配信。

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