Flying Clouds (Live at ヤマハホール, 東京, 1976)のジャケット写真

Flying Clouds (Live at ヤマハホール, 東京, 1976)

トラックリスト

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本作は、我が国屈指のドラマーとしてジャズ史に刻まれる故・日野元彦が、1976年5月に行った白熱のステージの未発表ライヴ音源です。当時、日本のジャズシーンの中核で活動していた伝説のジャズレーベル〈スリー・ブラインド・マイス〉の秘蔵音源で、北海道・根室で収録された名盤『流氷』のステージから3ヶ月後に、同作録音メンバーに今村祐司を加えたセクステット編成で白熱のパフォーマンスを繰り広げます。タイトルナンバーは日野元彦が書き下ろした未発表曲です。
〈スリー・ブラインド・マイス〉を主宰していた藤井武氏監修の下に、残されていた2インチ・マスターテープからデジタル化したもので、このライヴレコーディングも担当した“TBMサウンドの番人” 神成芳彦氏がトラックダウンを担当。半世紀前のTBMサウンドが再現されています。
日本ジャズが絶頂期にあった70年代の秘蔵音源をどうぞお楽しみください。

1. 流氷(M.Hino)
2. Olive’s Step(K.Watanabe)
3. Flying Clouds(M.Hino)

日野元彦 drums
山口真文 tenor saxophone
清水靖晃 tenor saxophone
渡辺香津美 guitar
井野信義 bass
今村祐司 percussion

Recorded at “5 Days in Jazz 1976“ at Yamaha Hall, Tokyo on 27 May 1976
Recorded & Mixed by Yoshihiko Kannari(神成芳彦)

Original recording produced by Takeshi “Tee” Fujii (藤井武)
Produced for release by Akiomi Hirano(平野暁臣)

アーティスト情報

  • 日野元彦

    日野元彦(1946-1999) 10歳からドラムを習いはじめ、1968年に菊地雅章=日野皓正クインテットに加入。1970 年に『日野元彦デビューアルバム』を発表すると、1971年には「スイングジャーナル」誌の人気投票で1位を獲得。以後、22回のポールウィナーに選ばれている。1976年2月に名盤『流氷』をライヴ録音。同年10月には兄・日野皓正とヨーロッパツアーへ。1978年渡米し、ジョー・ヘンダーソン、ソニー・ロリンズ、ゲイルー・バーツなどと共演。1980年に帰国すると、さまざまなプロジェクトで日本ジャズ界に刺激を与え、名実ともに日本のトップドラマーとして活躍した。

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Days of Delight