歌詞

カフェの窓際　向かい合うふたり

何気ない話で埋める沈黙

君の笑顔が近すぎて遠い

触れたいのに触れられない距離

友達以上の空気が揺れる

だけど恋人とは呼べない関係

曖昧な言葉の裏側で

君もきっと迷ってるの？

「好き」なんて簡単すぎる言葉

それを口にすれば何か変わる？

子どもでも大人でもない恋

その一言で崩れる夜が怖い

帰り道　手が届く距離で

ただ一歩だけ後ろを歩く

並ぶ影が重なりそうで

また一人分の隙間を作る

何度も聞いた　君の恋の話

「応援してる」なんて嘘だった

僕だけが片思いのふりをして

君も同じだと信じてた

「今さら」なんて言われたくない

余裕を装うほど苦しくなる

誰よりも不器用なこの恋

届きそうで届かない夜が揺れる

電車のドアが閉まる瞬間

思わず名前を呼びかけた

君が振り返る一秒の間

全てが変わる気がした

「好きだよ」とやっぱり言えなかった

でも君の瞳の奥に見えた

同じ気持ちがあふれる夜

少しずつ　何かが動き出す

曖昧な境界線のその先で

いつか二人で歩き出す日を夢見て

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By eye