歌詞

夜中2時眠りつく街を歩く

アルコールで足取りがやけに重く

ふと思い出した懐い唄を

うろ覚えの歌詞で口ずさむと

なんか切ない

規則正しく並ぶ街灯

無意識に数を数えている

ふっと飛び出してきた野良犬の

寂しげな瞳と目が合えば

なんか切ない

あれこれと出来事を振り返る

ああすれば良かったとかキリがなく

ふと見下ろすと軒下に

咲いている花の匂い嗅げば

なんか切ない

横切るヘッドライトが僕を照らす

遅れてくる風圧が心地よく

でもちょっとだけ冷えたから缶コーヒー

熱すぎて唇を火傷した

なんか切ない

途方に暮れる程長い帰路で

あなたの笑顔に想い馳せた

なんか切ない