歌詞

キミだけを待ち続け

今でも此処にいるから

囚われて朽ちるまで彷徨う

愛執迷宮ドールハウス

ただの傀儡に名前を付け

生きる意味さえも与えてくれた

天の配剤に裁かれても

人間の真似事で 愛を乞うた

望むままに 好きな様に

ボクで遊んで

硝子の瞳に映された

あるはずない未来

二人は同じカタチなのに

どうして 何かが違うみたい

どうして ガラクタの器に

心があるの

キミだけが操れる

可愛い可愛いお人形を

閉じ込めて 誰も触れらないよう

大事にしてね

出口などいらないと

何度も何度も 鍵を掛けて

囚われて朽ちるまで彷徨う

愛執迷宮ドールハウス

ただの廃材を寄せ集めて

作られたカラダ 血も流せない

これが大罪と知りながらも

人間の真似事は やめられずに

望むままに 好きな様に

ボクを壊して

硝子の瞳に映された

ヒビ割れた世界

二人は同じカタチなのに

愛して 伝える術もなくて

愛して それすらも叶わず

忘れ去られる

キミだけに操られ

行き場を持たないお人形は

孤りきり ただ此処で帰りを

待つしかないから

自由などいらないと

何度も何度も 手放しても

縛られる価値すらもう失くした

愛執迷宮ドールハウス

残された部屋の隅

何度も何度も 思い出すよ

二人きりの子供騙しな

人形遊びを

キミだけが操れる

可愛い可愛いお人形を

閉じ込めて 誰も触れられないよう

大事にしてね

扉はもう錆びついて開かない

囚われて朽ちるまで彷徨う

愛執迷宮ドールハウス