Journey at Dawn Front Cover

Lyric

Castle Town in Falling Sakura

YxY

花びらが石畳を流れ、

朝の鐘が春を知らせていた。

幼いころから見慣れていた

白い城壁 細い坂道も、

今日という日を知っていたように

どこか静かで、やさしかった。

旅に出たいと願った夜は

数えきれないほどあったのに、

いざ背中へ風が吹くたび

胸の奥だけが立ち止まる。

戸口にもたれて見送ることしか

できない自分が悔しかった。

強くなれよと笑ってみても、

声は少し震えていた。

遠くへ行けば変わる景色を

本当は俺も見たかったけど、

お前が行くならそれでいいと

春の空へ言い聞かせた。

別れは終わりじゃなく、

それぞれの明日へ続く門になる。

この町で笑い合えた日々が、

これから先の孤独を照らしてくれる。

涙で滲む門出の朝も、

いつか誇れる思い出になる。

振り向かなくていい、

ここに帰れる場所は残しておくから。

散っていく花びらの向こうへ、

お前だけの道を行け。

商人の声も、川沿いの橋も、

夕暮れに染まる瓦屋根も、

失ってから気づくようでは

遅いと誰かが笑うだろうか。

けれど私は忘れないまま

この景色ごと連れて行きたい。

人は何かを捨てるのではなく、

抱えながら進むのだろう。

祭りの夜にはしゃいだことも、

くだらないことで喧嘩した日も、

お前がいたからこの町には

確かな季節があったんだ。

だから行けよと心の中で

何度も何度も叫んでいた。

見えなくなるまで手を振ることが

今日の俺の役目だから。

離れていてもなお、

人は同じ空を見上げていられる。

ここで過ごした何気ない日々が、

傷つく夜の支えになってくれる。

うまく笑えぬ旅の途中も、

思い出せれば前を向ける。

急がなくていい、

咲く時期の違う花もあるのだから。

舞い上がる花びらの向こうへ、

それぞれの道を行け。

もしも負けそうな夜が来たら、

この朝の風を思い出す。

もしも戻りたくなったなら、

何も言わずに帰ってこい。

守るものと、進むもの。

どちらも同じ勇気だろう。

この町で流した涙さえ、

これから先の強さへ変わっていく。

別れを知った門出の春は、

誰かを深く愛した証。

振り向いてもいい、

そのたび帰れる場所を思い出せばいい。

散っていく花びらの向こうで、

また会える日まで進め。

花びらが石畳を流れ、

朝の鐘が未来を鳴らしていた。

  • Lyricist

    YxY

  • Composer

    YxY

  • Producer

    YxY

  • Vocals

    YxY

Journey at Dawn Front Cover

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  • 1

    Journey at Dawn

    YxY

  • ⚫︎

    Castle Town in Falling Sakura

    YxY

  • 3

    With Sword Scars

    YxY

  • 4

    The Road Home Under the Moon

    YxY

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