Journey at Dawn Front Cover

Lyric

With Sword Scars

YxY

傷ひとつない者だけが

強いわけじゃないだろう。

負けを知るたび増えていった

身体中の古い痛みを、

隠すことだけ覚えながら

今日までここへ来てしまった。

笑われぬように強がって、

倒れぬように歯を食いしばる。

けれど本当に苦しかったのは、

誰にも言えぬ夜だった。

うまくやれずに遠回りし、

器用な誰かと比べても、

お前が越えたあの嵐を

そいつはまだ知らないだろう。

勝ち負けだけで測るなら、

この世はあまりに浅すぎる。

立ち上がるたび失くしたものが

人を深くするんだよ。

折れなかったんじゃない。

何度折れても、拾い集めただけだ。

刀傷のままで行け。

癒えぬ痛みも連れて行け。

綺麗なままじゃ辿り着けぬ

場所がこの先にある。

涙の跡も誇れ。

震える声でも名乗れ。

負けた夜ごと抱いた者だけ

本当の強さを知る。

守りたかったものほど先に

掌から零れていった。

それでもなお信じたいものが

胸に残っているから立つ。

完璧じゃないこの姿を

恥じていた日の私へ言う。

その傷こそが、ここまで生きた

証そのものだと。

誰も見ていない場所で泣き、

誰も知らぬ朝に起きて、

何事もない顔で歩いた

お前を俺は知っている。

英雄譚にはならなくても、

その日々は確かに尊い。

名もなき者の踏ん張りこそ

時代を支えている。

遅れていい、汚れていい。

ここまで来た者には続きがある。

刀傷のままで行け。

不器用なままで進め。

守れなかった悔しささえ

明日への刃になる。

転んだ数を数えるな。

起きた数だけ数えてくれ。

傷つくたびに優しくなれた

その心を信じろ。

もう無理だと思った夜に、

何度救われた朝だろう。

終わりだと思った場所から、

何度始まった明日だろう。

人は敗れて強くなる。

人は痛んで深くなる。

刀傷のままで行け。

そのままの姿で行け。

綺麗に生きた者よりも、

泥だらけの者が眩しい。

刀傷のままで行け。

名もなき勇者のままで。

今日まで負けずに来た命が

何より美しい。

刀傷のままで行け。

  • Lyricist

    YxY

  • Composer

    YxY

  • Producer

    YxY

  • Vocals

    YxY

Journey at Dawn Front Cover

Listen to With Sword Scars by YxY

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  • 1

    Journey at Dawn

    YxY

  • 2

    Castle Town in Falling Sakura

    YxY

  • ⚫︎

    With Sword Scars

    YxY

  • 4

    The Road Home Under the Moon

    YxY

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