

誰もいない街角
錆びた鐘が揺れてる
並んで歩いた道を
ひとりで辿っていた
あの日と同じ空は
何も知らず青くて
伸ばした指の先を
風だけが通り過ぎた
忘れることができたなら
痛みは消えるのかな
それでも胸の奥では
消したくないと願った
帰れないあの場所へ
心だけが戻っていく
呼び止められなかった背中を
今も探してしまう
さよならさえ言えないまま
途切れた二人の時間
零れた涙の向こうで
あなたは笑っていた
砂に埋もれた写真
あの日のままの二人
何度も開いた手紙
最後の行だけ読めない
強くなろうとするほど
寂しさは深くなって
あなたのいない明日に
慣れるのが怖かった
もしも願いが届くなら
もう一度会うことより
あなたがくれた優しさを
失くさず生きていたい
届かないその名前を
夜の静けさに預けた
抱きしめた記憶の温度が
私を支えている
叶わなかった約束も
愛したことの証なら
悲しみと歩く日々にも
小さな光は宿る
遠ざかる波の音
薄れていく星明かり
言葉のない空から
「生きて」と聞こえた
夜明けの向こう側へ
私は歩き始める
あなたと過ごしたすべてを
胸に灯したままで
忘れなくてもいいんだと
ようやく思えたから
二度とは会えない今日さえ
優しく抱きしめたい
いつか私の旅が終わり
同じ空へ還る日に
伝えられなかった言葉を
笑って届けにいく
- Lyricist
SAYA
- Composer
SAYA
- Producer
SAYA
- Vocals
Yumenokessho ROSE

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Traces of Prayer
Yumenokessho ROSE



