Lyric

今日もいい仕事すっぞ

ひとりじゃできん。

俺たちなら　出来る。

図面片手に　段取り開始

鳶が舞って　足場を組む

命を預かる　その一段

基礎が甘きゃ　話にならん

泥まみれで打つ　基礎屋の魂

大工が骨を　組み上げる

梁と柱が　夢を支える

この手の精度が　誇りに変わる

みんなで建てた　この一軒

一枚の壁に　百のドラマ

腰はイテーが　手は止めねぇ

棟梁泣かせる　家が建つ

言葉はいらねぇ　音で伝わる

金槌の響きが　合図になる

みんなで命を　吹き込むんだ

“ようこそ”が似合う　家になるまで

左官とタイルで　面仕上げる

塗装とクロスが　空間キメる

建具と畳が　和を刻み

暮らしの輪郭　形にする

水を通す　火を点ける

ユニット・キッチン　整える

当たり前を　この手で作る

暮らしの芯を　組んでいく

外回り仕上げる　その手がつなぐ

「ここで暮らせて　よかった」と言わせる

積んできたのは　この魂

職人気質が　宿る家

完璧な仕事なんてねぇ

でもな、“この家は俺たちが建てた”って言える

それがすべてや

最後まで、気ぃ抜くなよ！

ホコリひとつも　見逃さねぇ

静かに締める　最後のプロ

鏡を拭けば　笑顔が映る

「これで完成」　胸で呟く

すべてを回す現場監督

図面と現場を　つなぐ目線

縁の下で　支えてくれた

お前がいたから　現場が回る

みんなで建てた　この一軒

一枚の壁に　百のドラマ

腰はイテーが　手は止めねぇ

棟梁泣かせる　家が建った

家族が笑う　その景色

それが俺らの　カンセイ図

拍手もない、花もない

けど、心に　でっけぇ拍手が響く

また次の現場で　会おうぜ

この手で何度も　夢を組んだ

木と人　つなぐのが俺らの仕事

またどっかで　建てようや