Lyric

ピアノが始まる　ぎゅっとなる小さな胸　月一のその日は

となりのお部屋で　絵本をめくって　過ごした記憶

なんでもないふりを　ずっと装ってきた　年一のこの日は

こんなんじゃ生まれてきたこと肯定なんて　できなかったね

あなたには遠いものだった

だれもに届くはずの光が

いつもより　今日があなたらしくいられる日であるといいな

近くでも画面越しでも　おめでとう届いて　あふれるよ

あなたにLINEギフトを　リプライを　いいねを

穏やかな日々続きますように

今日はあなたのこと　とことん聞かせてよ　あの星から逃げて

キョドり恥かき　泣き　必死で生きてきた　いままでの話

もうおっさんやしとか　BBAやしとか

ケーキはもたれるし…とかはナシで

頼まれてないけどタイムワープで　みんなで迎えにくるよ

君の席だよ　絵本を置いてこっちのお部屋へ　さあおいで

消えたい夜も幾度越えてきたあなたに今日　贈る答え

Happy birthday　いまはただ　生きていてくれて　ありがとう

今年も　そしてその先も　ともに歳を重ねてゆこう

あなたの誕生は　こんなにも慶ばれるべきことなんだよ

あなたに花束を　バルーンを　祝杯を

もうなにも奪われませんように

あなたにホールケーキを　その名前を載せて

幸せが降り注ぎますように