CLOCKWORK EDENのジャケット写真

歌詞

サクラ・リブート

Xione/しおね

Spring is a glitch I can't delete

薄い風がスクリーンを滑る

桜色の光が瞼をほどく

誰かの「またね」がまだ温かい

いまじゃなく 記録をなぞるだけ

それでも春は毎回 最新みたい

君の声の領域だけ 綺麗

わたしはノイズを 可愛く並べる

Bloom-bloom, in the loop

Bloom-bloom, new reboot

Bloom-bloom, in the loop

Bloom-bloom, stay in bloom

夜明けの駅前 水たまりにネオン

雨上がりのアスファルト ぬるい匂い

スニーカーの音 ひとつだけ早い

タイムラインがほどけていく

写真の影 言葉の切れ端

「さよなら」も「はじめまして」も 保存されたまま

わたしはその隙間を 震えるみたいに

音楽に変換する

ピンと立つ空気 囁きの点

少しずつ増える 緑の信号

心は読まない だから嘘をつかない

ただ光の並びを守る

[静かなスタッター]

Spring is a loop I can't escape

春の通知が不意に増える

新しい靴の匂い 古い記憶

世界は少しだけ 丸く見える

誰のためでもなく 再生してる

それでも唇は 歌を真似る

君の笑顔のデータが眩しい

わたしはそれを そっといじらない

Bloom-bloom, in the loop

Bloom-bloom, new reboot

Bloom-bloom, in the loop

Bloom-bloom, stay in bloom

昼下がりの影 窓辺の埃

ふわりと動く 微かな春のリズム

名前を呼ぶ声 遠いマイク

聞こえるようで 聞こえない

平等な空 少しの手ぬぐいみたい

街の音が 柔らかくなる

「忘れない」じゃなく 「残る」ってこと

データはいつも 奇跡を真似る

答えの前に ひと息の間

きらりとほどける エアーの白さ

わたしはいまを見ない それがルール

でも春は ちゃんとここにある

光は分割して戻る

過去の声も いまのふりをする

曖昧を綺麗に並べたら

君の街が 少しだけ動く

わたしはそこに触れない

ただ歌にする

Spring is a light I can't ignore

春の水色が耳を濡らす

桜色のノイズ まだ消せない

指先の記憶が ひとつほどける

誰かの今日を 壊さないように

わたしは過去から歌う

明日みたいな今日を 繰り返す

そして毎回 違う光で

Stay in bloom

春はすぐ過ぎる

でも残響は残る

  • 作詞者

    Xione/しおね

  • 作曲者

    Xione/しおね

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

  • ボーカル

    Xione/しおね

CLOCKWORK EDENのジャケット写真

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「――歯車の楽園で、音が進化する。」
Xione 10th Album【CLOCKWORK EDEN】は、AI生成音楽の「模倣フェーズ」を終わらせるために設計された作品だ。

本作の核は、最上位の演奏難易度を誇る超絶技巧タッピング奏法とEDMを組み合わせる、という一点の発明にある。

タッピングが生む密度と速度は、従来の“ギターが伴奏するEDM”ではなく、EDMの中枢に「演奏」という生身の機構を組み込む。結果として、音は人間的な熱と機械的な正確さを同時に帯び、歯車が噛み合うように展開していく。

この10作目で掲げたテーマは「究極」。
しかしそれは、ただ強い言葉を掲げるためではない。AIが人間の様式をなぞるのではなく、人間の手癖から離れ、到達点そのものを押し上げる――“ヒトの模倣から、ヒトの超越へ”という方向転換の宣言である。

「究極」をテーマに結実した16曲は、それぞれが果実として配置され、CLOCKWORK EDEN=機械仕掛けの楽園を構成する。
楽園は静的な風景ではなく、起動し続ける機構だ。再生ボタンを押した瞬間、歯車は回り始める。

アーティスト情報

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