Lyric

なぜ君はあの日僕のあげた

贈り物を受け取ったんだ

その日そのまま姿を消した

何も話さないまま

僕の頭には君の影が

ずっと片隅残ったまま

あの日ふたり交わした約束

それだけが手の中にあった

残酷な速さで季節は巡る

僕らの記憶取り残したまま

あの日吹いた春の風はまた吹くのか

きっとそう誰も知らない

君を愛していた

その事実だけは

いつまでも変わらない

あの日手を握った

その温もりだけは

嘘はつかないはずさ

君と交わしたキスの

その冷たさだけが残った

もう時は巻き戻せない

もうここには君はいない

あの日残した君の温もり

風が僕に思い出させた

どこへでも行ける自由な風

僕はここから動けない

そう簡単には忘れられない

思い出と呼ぶのも違うし

あの日ふたり交わしたセリフが

僕の耳の中で聞こえた

時の流れが教えてくれる

進む方向は真っ直ぐなんだと

振り返ってもそこには何もないんだ

わかっているはずなのに

君を探していた

あの過去はもう二度と

変えられないのに

あの日君に触れた

その温もりだけは

嘘はつかないはずさ

愛し合い見つめ合った

川沿いの小さなカフェテリアで

向こう岸をただ見つめてる

まだここに僕はいるよ

川の流れは静かに緩やかで

大きな海を目指して流れていく

どうか思い出も綺麗に消し去って

君を愛していた

その事実だけは

いつまでも変わらない

あの日手を握った

その温もりだけは

嘘はつかないはずさ

君と交わしたキスの

その冷たさだけが残った

もう時は巻き戻せない

もうここには君はいない