歌詞

いつか描いた夢を

いつのまにか忘れてた

君の手に触れて

それをふと思い出したんだ

夏の風に乗って僕たちは走った

追いつけない雲を眺めて

切ないくらい青い空が何か言った

君たちはどこへ向かって走ってる？

燦々と降り注ぐ太陽

飛行機雲はその日途切れなかった

踏み出すこの一歩が

望んでる未来に向かって

真っ直ぐに進んでいるのか

僕はわからなくなった

あの日描いた夢を

僕たちはもう一度探した

いつのまにか消えてしまった

それとも見失ったのか

隣で走る君を見た

眩しいその汗と瞳

あの日に誓った僕と君との約束を

水面（みなも）に映る青空は

切なそうで

風は僕らの問いを知らない

少し陽が傾き今日がそっと終わる

僕たちはどこへ向かって進んでる？

少し痛む足は知らない

でも君の瞳は負けてなかった

涙で前が見えない

絶望しかけた時に

君がそっと言葉かけてくれた

「まだ大丈夫だよ」

君と語り明かした

あの日描いたあの夢を

僕は自分自身の手で

鍵をかけて閉まってた

隣に君がいてくれる

その事実だけで僕は

もう迷わないでいられる

心の灯火よ

過ぎ行く日々に取り残されて

涙で前が見えなくなっても

君がいてくれる

まだ前に進めるよ

いつか描いた夢を

ようやく思い出せたんだ

君の瞳を見つめて

優しい風がつつんだ

隣で走る君を見た

君の手に触れて

ふと思い出した

あの日に誓った君との約束を