歌詞

包まれた茜の灯は掌から離れ揺られ

柔らかな風に乗って鳴る鐘の音と…

いつかまたねと交わすあの空は

時を越えても変わらず褪せないよ

分かっていくんだよ

繋がっていくんだよ

僕ら色を付けて旅が始まったんだ

訳も無く過ぎる道を

幾つも重ねては

余白を埋めていくみたいに

ぎこちなくも形を

足早に変えては

赤裸々な進み行く日々

孤独と混ざった

紫紺の筆が水に溶けて

それぞれに染まる彩

いつか描きかけたままにしてた

覚束ない絵を大事にしまって

紡いでいくんだよ

伝わっていくんだよ

そうさ不器用な旅を

いつかまたねと交わす青空は

時を越えても変わらず褪せないから

分かっていくんだよ

繋がっていくんだよ

僕ら色を付けて旅が

天体照らす先桃源郷

昔 背伸びして覗いた望遠鏡　憶う

燦然見渡す高原　境界線はない

常に吉か凶の挑戦状

これからは未知との想定

性懲りもなく

やめない忘れかけた夢

鐘を響かすこれまでの糧

黄金の景色やがて

いつか描きかけたままにしてた

いつか描きかけたままにしてた

覚束ない絵を大事にしまって

紡いでいくんだよ

伝わっていくんだよ

そうさ不器用な旅を

そしてさよならを告げた昨日と

続いてく今日を足して巡る世界だ、

嗚呼

それでいいんだよ

繋がっていくんだよ

僕ら色を付けて旅が始まったんだ

包まれた茜の灯は掌から離れ揺られ

柔らかな風に乗って鳴る鐘の音へと