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歌詞

キャンバス

SUN

風吹く白い海岸線で

少女は歌声に恋をした 何度も

移り行くあの青空に ためらわずに

指で哀しみを描いていこう

白く輝いた真昼の流星が

熱く火をあげその身を焦がしたの

潮風が愁いを呼ぶ 幸せを 噛み殺す

永遠の 甘くも解けない呪いが

宙を舞い 魔法になって

私を切り離す

頬なでる 君の温かい手のひらが

灰色に染まっていくの

トリガーは既に君の手の中だ

テトラポットの上で 物憂げに

一人筆を運ばせる

雪のように真っ白い指先も

照れたときの耳をさわる癖も

何度も傷ついた これまでも

そのすべてに

恋をした 飾らない青藍の歌に

指でなぞり 線を弾いて

声を焼き焦がす

頬なでた

熱を失くしていく手のひらが

灰色に染まっていく

哀しみは僕が引き受けるから

二つの声が結ばれて

分岐点を今変える

風吹く白い海岸線で

少女は歌声を重ね合う

永遠の 甘くも解けない呪いに

色を採り 自由に塗って

私を描き変えよう

頬なでた 君の柔らかい手のひらが

私を藍に染めていく

心は既に君の手の中だ

  • 作詞

    杉谷朋哉

  • 作曲

    杉谷朋哉

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大阪発スリーピースロックバンドSUN。3枚目のデジタルシングル「キャンバス」

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