

「僕の友だちがすごくてさ」
今日もそんな自慢しちゃってた
どうもそれがしっくりきちゃってさ
そうも言ってられないみたいでさ
わかってる、わかってる。
自分には何もない
笑ってる 笑ってる
誤魔化すしかないんだ
ねぇ、誰か僕のこと見て
「せいぜい…」って見切りをつけないで
てんでダメな僕を愛して
そんなこと言えたら初めから苦労せんわ
ねぇ、ねぇ…ねぇ。
嗚呼、
認められたくて
ただ褒められたくて
去勢纏う小さな僕はマトリョーシカ
味気ないどころか中身ない
そもそも僕のこと、見えてますか?
泣いてないよ
泣いてなんかいない
強がるほどに
溢れるのはなぜ
わかってる、わかってる。
自分には何もない
笑ってる 笑ってる
誤魔化すしかないんだ
ねぇ、誰か僕のこと見て
「せいぜい…」って見切りをつけないで
てんでダメな僕を愛して
そんなこと言えず、また明日が来る
ねぇ、考えすぎなのかな
平静を装ってみてもまだ
全然答え出る気配がない
明日は少し自分を好きになれてるかな
ねぇ、ねぇ、ねぇ、
嗚呼。
- 作詞者
金川蓮
- 作曲者
金川蓮
- プロデューサー
金川蓮
- レコーディングエンジニア
金川蓮
- ミキシングエンジニア
金川蓮
- マスタリングエンジニア
金川蓮
- グラフィックデザイン
金川蓮
- ボーカル
金川蓮
- ピアノ
金川蓮

金川蓮 の“マトリョーシカ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
マトリョーシカ
金川蓮
アーティスト情報
金川蓮
広島県出身。音楽活動のために上京し、およそ5年間にわたってダンス&ボーカルグループのリーダーとして活動。5歳から親しんできたピアノを活かし、作詞作曲も担当した。Zeppツアーをはじめとする全国ツアーの開催、関西コレクションなどのイベント出演、自身が手がけた楽曲がTVドラマのタイアップに選ばれるなど、幅広い活動を展開したが、グループは2025年に解散。その後、シンガーソングライターとしての活動をスタートさせた。 「Demo」というテーマを掲げ、自身が感じる“理不尽な社会や大人への怒り”、“何者でもない自分への不満”といった想いを「Demonstration=デモ」として歌にし、それ“でも”なお世界を愛せるように音楽へと昇華させている。また、常に進化を続ける音楽家でありたいという想いから、「過去の自分はすべて、現在の自分にとっての“Demo音源”のような存在である」という意味もこのテーマに込められている。
金川蓮の他のリリース

