雪蓮のジャケット写真

歌詞

曖愛傘

東 雪蓮

差し出したビニールの傘

お互いに譲れあって濡れた肩

最寄り駅まであと少しだから

話したいことがあるなら

君は昔と一緒だね 髪の寝ぐせ

利き手は左 甘いもの好きで

お酒には少し弱くて

前には進んでいたはずなのに

まだ最初に戻ったみたい

また君に怒られるな僕

「意気地ない」

時は経って 成長もして

あの時の正解も今となれば笑い話で

差し出したビニールの傘

熱くなった目から零れ落ちた涙

喉に詰まった言葉も今は言えそうだ

話したいことがあるから

感情には期限があるのって

誰かが言ったっけ

関係も変われば脆くなるし

ずっと変わらないままで

互いの世界に居座ってる

だけで落ち着くんだとか

都合のいいたとえ話だけじゃ

ずるいのかな

時間が経てば 忘れるから

夢の中で君に会えたことは

内緒にするよ

差し出したビニールの傘

お互いに譲れあって濡れた肩

これで終わりって思うと

なんだか辛いな

話したいことがあるなら

早く言ってよ

  • 作詞

    東 雪蓮

  • 作曲

    東 雪蓮, sober bear

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僕は文字のやり取りが苦手だ。文字にすると人の気持ちや感情が読み取れないと感じることも多々あった。しかしそれを言葉にすると軽くなったり重くなったり、感情に揺さぶられて人を傷ついてしまう言葉を口にする自分もとても嫌いだった。

こうして自分の気持ちを文字にすることも、これを上手く受け取れる人は自分くらいしかいない。そんなことばかり考えて躓く日々を過ごしてきた。
そんな文字や言葉だけじゃ上手く伝わらない気持ちを音楽で名前を付けてみた。

「昔ではただの独り言が、今じゃみんなと共有できる楽曲になった。」
そんな感じのアルバムです。

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