歌詞

僕が見つけた　モノサシは

どこにでもある　モノサシで

カタチも色も　おんなじで

筆箱のなかで　揺れている

ある朝　僕は気づいたんだ

このモノサシに　目盛りがない

どうしてどうやって　はかるの

なんのための　モノサシだろう

一日夜通し　考えて

くる日も　くる日も　考えた

ちっぽけな　頭をひねって

やっと答えを　見つけたんだ

ああ　この世の中は曖昧で

全部が　メモリで測れない

僕が見つけた　モノサシで

君との未来を　はかるんだ

ああ　人の心は曖昧で

毎日長さが　変わってゆく

やっと見つけた　答えだけど

僕らは　モノサシで測れない

これから　どれだけの時間で

僕はどれだけ　出逢うのだろう

出逢いの数　溢れる感情

深さも　重さも 知りたいだろう

でも　その測れない　曖昧さが

きっと　心を紡いでゆく

モノサシで　測れないことで

ひとの心は　育まれる

ああ　人の心は曖昧で

毎日長さが　変わってゆく

やっと見つけた　答えだけど

僕らは　モノサシで　測れない

いっぱい　考えてみたけど

答えは　みつからないままで

目盛りのない　このモノサシは

今日も　筆箱で眠ってる