腐敗した君とまた歩く
なんでもいいからただ一緒にいたかった
でもその瞳の奥に宿る
凍てつくような魂を知ることがただ怖かった
君に似た何かで消えない消えない
消えない過去を今で上塗りして
忘れてしまえるんだろうか
追憶を誘う笑顔につれない素気無い
冷たい僕になる勇気が
見当たらなくて作り笑って思い知った
君がいない夏は耐えれなくて
ぬるく不確かな光を愛した
ねぇ笑ってくれよ
青い風を受けて時間は動き出すんだ
成れの果ての君を許して
脆く荒んだ心を保って
不甲斐ない
まだ縋りついたまんま
境界線はドロドロ解けてゆく
君が逝ったことさえ消化不良だよ
なんでかきみとならなんでも
触れてきたものがただ新鮮で愛おしくてさ
もうなんだよ、サミシサと知ったよ
この先一緒にいることは
許されることだろうか
ヒトじゃないボクだ好かれない好かれない
好かれないことはわかっているけど
好きなのがやめられなくて苦しんだよ
何者かバレてはいけないいけない
言えない秘密を暴かれて見透かされて
ヒト並みに涙した
嘘で体をなすこんなボクだが
きみを思う気持ちだけは本当だ
ねぇ許してくれよ
この手で殺させないでくれないか
きみの愛した姿を模倣して
きみが生きている世界を愛した
分からない
どこまでがボクの思いだ
知るのも見せるのもただ怖い
でも誰よりも知って、見せてみたい
ただ不確かを蓋したまま明日も
笑い合っていられるんだから
本当に
本当に
本当に
本当に
本当にどうかしてる
前に進むために忘れて生きていく
前に進むために受け入れて息をする
でも前に進むために忘れるべきなのか
もう前に進むたびに分からなくなっていく
その度に蝕んでいく
偽物で心が満たすなら
つまり本物と同義じゃないか
手を握ってくれよ
罪も穢れも全部受け止めるよ
君がいない夏は耐えれなくて
ぬるく不確かな光を愛して
不甲斐ない
まだ縋りついていたいんだ
境界線はドロドロ解けてゆく
君が逝ったことさえ消化不良だよ
これはこれとして愛すべきなんだろう
前に進むために忘れて生きていく
前に進むために受け入れて息をする
でも前に進むために忘れるべきなのか
もう前に進むたびに分からなくなっていく
- Lyricist
ZEPONICA
- Composer
ZEPONICA
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August of remembrance
ZEPONICA
Artist Profile
ZEPONICA
作詞・作曲・編曲、時に自身でMVを手がけるなどし、独自の世界観を構築するクリエイター、ゼポナイカ。 疾走感のある、バンドテイストの爽やかな「きらめき」「かける言葉が見つからないのだよ」などの曲の数々は時に青春に寄り添い、時に青春を思い起こさせる。 一転、「百と九十九」「負傷兵」では生きる上での寂しさを浮き彫りにする。 様々な一面を見せてくれるアーティストであるが、どんな曲であろうとも、彼の作品にはポップの精神が根底に宿っている。
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