歌詞

賢者の声が消された、目隠しに穴が空いた

「愛」を声高に叫んだ、あの人はどこにいった？

もっぺん言ってよ、賢者はなんて言ってた？愛を説いてた？

横線でさ、消せるものなら消したいんだ

照りつける陽は背表紙を焼き付けてた

なんだってそう、なんだって中身は大丈夫

ボクらはいつも闇の中？

いや、目隠しをされてるだけさ

再放送のドラマさえ、今初めて観たかのごとく！

もっぺん言ってよ、賢者は何を伝えた？愛に疲れた？

見せないでよ...本当のことが見たいわけじゃない

安心して眠りたい、高い塔の裏側を見たい

秒針が狂ったかと思ったけどかけてるメガネが割れてるのか

ボクノシラナイ、キミノコエガ

タイキケンデハンシャシテル

コレハナンダ？ミタコトアルナ

マエニケイケンシテタ

昼前の澱みかけの空気は思考を奪った

なんだってそう、なんだって奪い去っていく

こうしてボクら歳を取り、

透明な世界に色を塗る

白いキャンパスはそのまま、芸術とは認められない？

闇の中、何も見えない

でも眩し過ぎても何も見えない

結局ちょうどいいのが良い

太陽と地球の距離のごとく！