Anoko Front Cover

Lyric

Anoko

Ayako Kawai

例えばあなた、あの日

わたしを騙してくれてなけりゃ

今頃ぼくら どのあたりで

つまらぬ毎日過ごしたろうか

嵐の夜は背中合わせ

ぬくもり確かめていたね

雷鳴り止まず震えた

今ではそんな日々が懐かしい

「あの子はきっと、空の上」って

誰かが言うけど

君は

星には居ない

そこには居ない

六月の雨で

ぽつり、きらり、そっと

二人で過ごした時間は

どうにも動いてくれなそうで

いつかは一人の時間が

当然、ぼくら追い抜いてゆく

宛先の無い想い

浮かんでみても持て余す

手紙を書いても届かない

いつかの夢で たぶん、届けます

「寂しくないよ」

「平気だよ」って

言い聞かせても

君は

星には居ない

そこには居ない

八月の風で

ゆらり、ふわり、そっと

どんなに時が二人を

遠くへ離そうとしても

あの曲、流れ 浮かぶのは

いつでも変わらぬ君の姿

  • Lyricist

    Ayako Kawai

  • Composer

    Ayako Kawai

Anoko Front Cover

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    Anoko

    Ayako Kawai

Ayako Kawai 2年ぶりのシングル『あの子』が、9月18日にリリースとなる。

どの世代が聞いても、どこか懐かしく感じる音と詞は、日常にありふれた「別れ」を温かく描く。
同日に公開されるミュージックビデオも、寂しさとやさしさが入り混じる映像作品となっており、
八年に渡り向き合い続けてきたテーマにおける、一つの集大成となる楽曲である。

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