Cherry Pie Front Cover

Lyric

Cherry Pie

HAZAME

ただそれだけで、

そうきっとそれだけで

「諦める」に救われていたのにどうして

はにかんだあの風の匂い

懐かしさだけ、首を絞めていた

優しさに頬をつねられた、哀歌

頭の配線がおぼつかない

明日の風は何度吹けば、拭けば

溺れる理想から目を背ける

馬鹿だ。

解らない、解らない

解りたい、解りたい

ただ青く青い貴方がいただけでいいのに

「それ」を認めてしまうのはどうして?

思い出すのはあの髪の匂い

暖かさだけ、首を絞めていた

もう一回、もう一回

日々を粉にして

そうやって、そうやって

積み上げたもの

根源は金輪際

見えないままで

あなたの心に触れたかった

揺蕩うように

慈悲と息を乞う

意味がない

わけがない

と思いたい

馬鹿みたいに信じたい

抗うように

墨を墨で濾す

下らない嘘は

糸を引いて

「さよなら」は

後で言って

何十回、何百回

断罪を積めばいいの

高架橋の庭から

今日もまた見ていた

「元気ですか?」

「もうだめでしょうか?」

溺れる虚像に、

また溺れている

木偶だ

忘れたい、忘れたい

ただ青く青い貴方がいただけでいいのに

「それ」を認めてしまうのはどうして?

思い出すのはあの日々と怒り

生ぬるさだけ、首を絞めていた

今、夢も希望も未来すらも海に帰しても

負けてやるつもりなんて無いの

思い出した、あの、瓜の痛み

溢れ出す桃色をした液体

最低で、最低で

逃げ場もなくて

鈍感で、しょうもない

それが私で、

後悔も、失望も

飲み込んだから、

今、この痛みと生きて行けるから

  • Lyricist

    HAZAME

  • Composer

    HAZAME

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