風船のジャケット写真

浮足立って膨らんだ風船

突風に絡まれて

遠くへ飛んでいきたいのに

錘が喧嘩して揉み合っている

サイレンに慄いた野犬

遠くに声が溢れている

奇妙な男が奇妙な恰好をして

歩いているような 震えているような

本当はこんな場所じゃなかった

きっとここは夢の中

軽々しく浮かぶ風船が

空を埋め尽くしている

ここは極楽浄土

そう約束されたはずだった

大きな丘の上に建つ家に

小さな風船が3つ

虹色に広がる液体が

じわじわ広がって浸み込んでいる

高い青い世界に黒い影

足跡だけがウロウロと探している

放置された杖の持ち主はもう居ない

呼んでいるような 泣いているような

本物は消え去ったまま戻らない

きっと何処かへ行ってしまった

どんどん沈み込む靴底が

大地を埋め尽くしている

ここは最果ての街

そう期待されたはずだった

ライトを浴びて整列する

拍手の中で幕が下りる

人に戻る 自分に戻る

そこには誰も居なかった

  • 作詞者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • 作曲者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プロデューサー

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プログラミング

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

風船のジャケット写真

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    風船

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

「風船」
ローファイ・ダークJ-POPに、
インディバンドの荒さと低域のうねりを重ねた楽曲。

今回の歌詞は、
浮かび上がりたい気持ちと、
それを引き止める現実の重さが拮抗したまま、
結局どこにも辿り着けなかった感覚を
私自身の視点で描いたものです。
踊れるグルーヴの中に、
静かな虚無と後味の悪さが残ります。

作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)

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