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BROOKLYNよりTRUE SCHOOLの伝道者が黄金の国ジパングにて、HIP HOP MAPに"KANAGAWA FUJISAWA CITY a.k.a. MOSS VILLAGE"と記したDを発見した。
そう、これは2017年に生まれた新たな見聞録である... 2nd ALBUM「THE 9」の発売以降、RHYME&B, DUSTY HUSKY, 祀SPはそれぞれソロアルバムをリリース するなど、個々での活動において目まぐるしい動きを見せていたその最中、 2015年に横浜と大阪にてSTAGEを分け合ったDINARY DELTA FORCEとMARCO POLOの両者は、このアルバムを完成させる事を約束して、それぞれのBED TOWNへ戻っていった。
時は経ち、2016年12月19日、DINARY DELTA FORCE結成15周年という記念すべき日に突如としてリリースした12inch SINGLE「F.L.A.Me / LISTEN - Produced by MARCO POLO」は発売後わずか2時間で完売。
WANTが数あるDLiP VLNYLの中でも今最も手に入らない作品となった。
これまで、彼らはいったいどれほどのMARCO POLO BEATSを聴いたのだろう...
最終的に残ったこの9曲(究極)は、これまでのDINARY DELTA FORCEの作品としてはありえない、全曲において全員がVERSEを吹き込むという後にも先にも二度とない作品に仕上がった。
そう、コレを聴けばすぐ理解できるはずだ、DLiP RECORDSの音楽が何故、日本のHip Hopに必要なのか?がー。
もはやジャンルの1つとして扱われてしまっている昨今のラップミュージックとは全く違うBOOMBAP SOUNDはブッチギリだ。
JAPANESE HIP HOP CLASSICとして賞賛される1st ALBUM「SOUNDTRACK TO THE BEDTOWN」で示したスタンスはそのままでありながら、セールスとしても成功させた2nd ALBUM「THE 9」を経て、実に4年振りとなる本作は、全曲MARCO POLOプロデュースのもと、世界基準のALBUMをついに完成させた。
神奈川県藤沢市=MOSS VILLAGE JPN. RHYME&B / 祀SP / calimshot / DUSTY HUSKY の4人で構成。 これまで全ての作品を自身達で運営している ”DLIP RECORDS” からレコードでリリースしており、 2010年に1st アルバム『SOUNDTRACK TO THE BEDTOWN』を2LPで発売。 ”SOUND RECORDING MAGAZINE”の「クリエイターに聴かせたい2000年以降のHIPHOP必聴盤3枚」に、 BLACK EYED PEAS/EMINEMと並び選出されるなど、その年の数多くのタイトルを獲得した。 その勢いそのままに2011年『BEWARE of D』E.P.をレコードのみで発売。 そして、2013年満を辞して 2nd アルバム『THE 9』をなんとこのご時世に3LPとCDで発売。 CDのセールスにおいてはオリコンインディーズ5位を記録した。 自身達が開催しているパーティー ”BLAQLIST” でも分かる通り、徹底した現場主義であり、 これまでに31都道府県でのLIVEを重ね、さらには日本を超えて台湾・バンコク、 そして世界中で展開されているネットメディア(VICE PORTGAL)で特集されるなど、 確実にDの音楽は日本内外へ広まりを見せている。 2ndアルバム以降はメンバーがソロでアルバムをリリースするなど、それぞれで勢力的な活動を行なっていたが、 結成15年目を迎える2016年12月19日の当日、なんとBLOOKLYNからMARCO POLOプロデュースの12inchシングルをリリース。 世界標準のAlbumを携え、MARCO POLOと共に日本主要都市のみならず、台湾・韓国を含めたツアーを敢行。 その集大成として2018年2月17日に代官山UNITにてワンマンライブを成功させた。 さらに2020年発表から10周年を記念してリリースされた「BED TOWN ANTHEM 2020」は発売からわずか5分で完売させるなど、いまだにその勢いは衰える事を知らない。
DLiP RECORDS