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依然として世界は窮屈なままだからこそ、そんな「自分だけの時間」を大切にしたい。無理に外に出なくていい。窓を閉めて、ゆっくり外を眺めてていい。
生活や暮らしと真摯に向き合う参加アーティスト達だからこそ、作り上げることのできた美しい世界。それぞれの音楽と言葉が反射し続け、文字通り”prism”となった楽曲となりました。
是非聴いてください。
僕たちはいま”Social Distance”という新しい距離と向き合っています。 東京での自粛が宣言された夜、「なにができるのか、なにをすべきなのか」という苦悩の中でTELE-PLAYの草案を思いつき、すぐさま仲間たちに連絡しました。 “こんな時だからこそ、一緒に音楽ができる場所を作りたい。” そう電話越しに話すと、皆その場で「是非やりたい」と返事をしてくれました。その夜の興奮は忘れられません。ああ、僕らはまた繋がっていけるんだ、と。 TELE-PLAYでは様々なジャンルからアーティストが集結し、遠隔で音楽制作・録音・撮影をします。書くのは簡単ですが、賛同してくれた多くの人の協力なしにこのプロジェクトの誕生はありえませんでした。 どんなに離れていても、どんな困難を前にしても、音楽を通して繋がっていける。その繋がりを、作品に触れる全ての人が信じることができる。 TELE-PLAYをそんなプロジェクトにしていきたい。 大切なのは、続けていくことです。 どうか多くの人に、幾重もの距離を越えてこの音楽が届きますように。 小西 遼
Tele-Play