歌詞
雨天賛歌
beige, IA
視界がどうも見えすぎる目眩一つが体を揺らす
気付いたらまた朝だった
昔も今も変わらないで存在だけが少し小さくなった
散らばった言葉は価値なんて持たないで
生まれ変わりもできないでただそこにあるだけ
晴れが刺した今日もなにも進めないまま
現実逃避だけは上手くなった
考えだけが飽和して綺麗だった憧憬を思い出していた
死臭だけがこびりついていた
視界が全部見えすぎる晴れが全神経を刺していく
よく見えるのは過去の自分
時間だけは過ぎ去っていて何もなさぬことが少しずつ増えてった
全て消えてくれよ自分ごと何者にもなれないで終わるよりマシさ
頭の奥の記憶がまだ居座っているままなんだよ
夢はあったそれを忘れようとしたまま
後悔だけが積もり積もっていく
天才なんか大嫌いで認めたくない自分が1番嫌いで
馬鹿みたいな言葉のままなんだ
「わからない何もわからない」
後悔と恥辱にまみれそれでも残っているもの一つ
それはどうもとても綺麗で見た目は少し歪な形をしている
そしてとても焦がれてる少し遠いところで
雨が降った僕は大人になれないまま
忘れたいことばかりがあるけど
張り付く笑顔もあの日の裂傷も全部全部本当なんだ
それを映し出せたならば歩き出せ
最後の最後には笑ってくれよ
視界がやっぱ見え過ぎる目眩一つで今日も目覚める
死臭はもう消えていた
- 作詞
beige
- 作曲
beige
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