歌詞

尾張の市場 泥だらけの子猿

信長様の 草履懐で温めりゃ

「こいつは使える」と笑う声

出世街道 まっしぐらだぜ！

墨俣一夜城 瓢箪の馬印

金ヶ崎の退き口 殿(しんがり)はお任せあれ

知恵と度胸で この世を渡る

猿が龍になる 物語の始まりさ！

日輪の子よ！ 天下人なのだ！

黄金の茶室で この俺が笑う

派手にやらかせ 祭りだ宴だ

誰も真似できぬ 夢を見せてやる！

小田原攻めも 水攻めもエンタメよ

刀狩りで牙を抜きゃ 百姓は鍬を打つ

太閤検地で 国は丸儲け

俺の掌で 日本が舞う！

明智の野郎は 即！討ち取って

主君の弔いも 派手に済ませたぜ

邪魔する奴は 家族もろとも

根絶やしにするのが 俺のやり方

日輪の子よ！ 天下人なのだ！

黄金の茶室で この俺が笑う

派手にやらかせ 祭りだ宴だ

誰も真似できぬ 夢を見せてやる！

老いさらばえて 疑心暗鬼

海を渡れと 荒れ狂う夢

我が子可愛さか 甥を切り捨て

ああ…俺はどこで 道を間違えた…？

日輪の子よ！ 天下人だった！

黄金の夢も 束の間の幻

震える手で 何を掴むのか

誰も真似できぬ 悪夢の終わりだ…

露と落ち 露と消えにし 我が身かな…

浪速のことも…夢のまた…夢……