Lyric

あの日見た映画の

あの2人のように

白でもない黒でもない

狭間を浮いている

何者にもなれない

僕たちはただ見つめ合っている

生ぬるい風が

頬を溶かすように撫でた

例え あなたが世界の

どこに居てもなんて

ありきたりな話の

続きを僕らで

描くとしたら

結末はきっと

こんな感じさ

数億年後の世界の終わりに

あなたの香りが漂うように

空っぽなままの僕の心に

そっと閉じ込めて鍵をかけた

噛み合わないすれ違い

が愛しくなった時

あなたは何を

僕にくれるのだろうか

迷いなく進む

その秒針が止まった時

僕は何を

あなたにあげられるのだろうか

例えあなたが世界に

嫌われてもなんて

ありもしない話の

続きを僕らで

書き換えるとしたら

僕はきっと

こう言うんだろう

数億年後の世界の終わりに

あなたの香りが漂うように

空っぽなままの僕の心に

そっと閉じ込めて鍵をかけた

例えあなたが僕を

忘れてもなんて

後味の悪い

エンドロールだって

あなたを想って

僕はきっと

こうするだろうね

数億年後の世界の終わりに

あなたの香りが漂うように

空っぽなままの僕の心に

そっと閉じ込めて鍵をかけた