Lyric

記憶は流れる

求めた声は

届かず取り残されてく

意識は裏側時に触れてく

何かを知る前に

何かを忘れていくだけのことで

形をつくるために

壊すこともあったね

残るものがない

顔は見えなく

それはただの経過でしかない

遠くも近くもどうでもいい

近づくことも

離れることも

できない

消えない

意味も残らない

今は何も持たずにいる

誰かの手をすり抜けて残るもの

触れた記憶は柔らかく

未だそこにあるのに

触れたことない

遠くで揺れている声

それを止める術もない

止まんない

この声を聴ける人も

もういない

分かれた世界で

何かが起こる

届くときもある

それをみることできるのなら

暖かいけど

嬉しいなんて言えそうにない

誰かがいた

まるで風の通り道

時過ぎていく確かなことなの

音は確かに印

それを聴く人も今はいない

遠くで漂っていた

夢の様に形にならず消えたもの

まるで嬉しいと言えるほど

近くないな

夜見えない境界のすぐ前に

居るような気がするけど

なんとなく繋がってる

そう考えると不思議

空を見る

選んだ訳でもなく

拒んだ訳でもなく

見送るしかできないの

言葉さえ交わさず

見送るだけのこと

形もない君

消えたかどうかも覚えてない

ただ同じ空気を吸っていた