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コロナ禍により世界が様相を変えた2020年、作曲家 / バイオリニストのTSUMUZI(ツムジ)がオー・ヘンリーの傑作短編『賢者のおくりもの』からインスピレーションを得て作曲した 5拍子のクリスマス・ナンバー。
若くて貧しい男女が 最愛の相手にクリスマス・ギフトを贈るためにかけがえのないものをお金に変えるが、結果的にそれによってお互いの贈り物がすれ違ってしまうという『賢者のおくりもの』。
コロナ禍の世界において、ミュージシャンは音楽のパワーを届けたくてもコンサートができず、支えてくれるファンも声援を送りたくても声を出せない、といったまるでこの小説のようなジレンマに直面した。
しかしそんな状況も、神様の視点で眺めれば、美しく切ない物語の一部かもしれない。。そんな思索の中からこの曲は生まれました。
TSUMUZI (ツムジ) / 作曲家・バイオリニスト “5拍子の貴公子” “変拍子の貴公子” との呼び名で親しまれている日本の作曲家 / バイオリニスト。音楽家でありながら、都内の国立医大を卒業しドクターライセンスを持つという異色の理系バイオリニストである。代表作『俺のリベルタンゴ / Libertango My Own』のミュージックビデオは発表以来、定期的にヨーロッパ、アジア、南米のジャズチャート1位を獲得しており、初の海外公演となったスペインでのコンサートでも、自身の探求してきた5拍子とフラメンコのコンパスとの親和性に着目したサウンドが好評を博すなど世界に通用する5拍子、変拍子の第一人者としての地位を確立している。2023年12月、自身6枚目となるアルバム『辺境の5拍子』をリリース、ますます活動の幅を広げている。
ERNESTO CIELO RECORDS