CULT Front Cover

Lyric

CULT

AROMA FiSH

通り過ぎる 興味のない声が

きっとまだ僕を信じているんだ

消えた灯りと海の音にも慣れてきて

空気を読んだ瞳には滲んだ涙

僕はきっと独りが好きなんだ

光はもうずっとぼやけている

器用な僕は

何かを成し遂げることもなく

ぺらぺらな胸に君を抱きしめた

君は言った 本当は怖いと

震えた声をごまかして笑った

背負った荷物を下ろせばいいのに

そうだ 今日は星が見えるそうだ

君はもうあの空を忘れたかな

幸せそうに

そっと目を閉じた君の目の前でさえ

僕はいつかの痛みを思い出していた

仮初の声

染み付いた笑顔と目尻の皺

大嫌いだった

あの人にそっくりだった

君の描く未来が

本当は好きだったんだ

まるで夢物語だ

からかって でも眩しくて

君は飛んだ 地上から離れて行った

幼い僕に目もくれず

言えずにいた言葉だってあったのに

そうだ 今日は星が見えるそうだ

君はもうあの空を手に入れたかな

奮い立った この姿を見せたかった

今度は素直にその手を掴んで

証明するよ 海の音 消えた灯り

君の居場所はここだって

あの空には何もない

  • Lyricist

    Dai

  • Composer

    Dai, Miyo

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