歌詞

涙の訳がわからない

何が悲しい 何が辛い

私の傍にいてくれる

優しい人がたくさんいる

こんな私を どんな私も

好きでいてくれる人がいる

何故いてくれるかわからない

ただひとつ、今夜は月が満ちている

そっと紡ぎ上げた心は

溢したメロディに消えていった

大切に仕舞い込んでいた

風船はもう飛ぶことは出来ない

生きることは当たり前だと

何故だか思っていたけど

火は何もかも尽きてしまった

足りないのは私の心だけ

聞き飽きた薄い言葉が

見え透いたリズムに乗って

からっぽの涙を連れて

頭の上を掠めて行く

全てを飲み込んだような

あなたの笑顔が目に染みる

壊してしまった強い夢を

もう一度だけ 夢を見たい

今を必死に踏み締めるだけの

足元を摺り抜けるものばかり

擦り切れそうなあの歌も

今は聴けない

聴きたくない

足を踏み出したいような

未来が何処にも見当たらない

みんないなくなっていくんでしょう

あなたも私を忘れていく

私にはわからない もう何も

何もかも怖くて堪らない

明日はもう要らない

たったひとつ、私だけの愛が欲しい

愛が欲しい