Lyric

小石を蹴っては振り返る

夕日を追っては繰り返す

駆けずり回った日常が

記憶となってよみがえる

兎の尾を追いかけず

父の背中を追いかけた

背伸びばかりをしていても

届かぬ肩にしがみつく

黒い影が伸びるころ

一目散に走り出す

そよ風に乗って運ばれた

僕を呼ぶ　その声に

ただいま　おかえり　おかえり

僕の合言葉

ただいま　おかえり　おかえり

僕の愛言葉

他には何にもないけれど

それが僕の故郷

ボロボロになったランドセル

ささくれだらけの班長旗

汗の匂いのその中に

ほのかに母の香りがする

いきがっていた少年も

扉の向こうでは涙する

おかえりなさいの一言が

心を優しく包み込む

いつのまにか足速に

今日は何かと胸踊る

陽の光が失われても

人の光が僕を照らした

ただいま　おかえり　おかえり

僕の合言葉

ただいま　おかえり　おかえり

僕の愛言葉

他には何にもないけれど

それが僕の故郷

あーふとした時には

空を見上げて

笑顔が消えたなら

ここに帰っておいで

ただいま　おかえり　おかえり

僕の合言葉

ただいま　おかえり

おかえり　おかえり

ただいま　おかえり　おかえり

僕の合言葉

ただいま　おかえり　おかえり

僕の愛言葉

他には何にもないけれど

それが僕の故郷

ラーラララー　ララーラララー

ララーラララー　ララーラララララ

ラーラララー　ララーラララー

ララーラララー　ララーラララララ

ラーラララー　ララーラララー

ララーラララー　ラーラララー