黎明の誓いのジャケット写真

歌詞

蒼き神殿

夏目そら

水面(みなも)に揺れる

青白(あおじろ)い炎(ほのお)

誰もいない 地下の道

古い扉(とびら)の向こうから

かすかな歌が 聞こえてる

崩(くず)れた階段(かいだん)

一段(いちだん)ずつ

足音(あしおと)だけが 響(ひび)いてる

壁(かべ)に刻(きざ)まれた

古代(こだい)の文字(もじ)

指(ゆび)でなぞれば 水が落ちた

冷たい空気

濡(ぬ)れた石畳(いしだたみ)

遠くで何かが 動いてる

振(ふ)り返(かえ)っても

誰もいない

なのに気配(けはい)は 消えない

青い炎が

ひとつ灯(とも)る

またひとつ

奥へ続いてく

その先にあるものを

もう私は

知っている気がした

蒼(あお)き神殿(しんでん)よ

目を覚ませ

永(なが)い眠りを 終わらせて

閉(と)ざされた扉(とびら)の向こうに

何が待っていても

蒼き神殿よ

声を聞かせて

失(うしな)われた時代(じだい)の記憶(きおく)を

今この手で 探(さが)し出す

誰かが残した

最後の真実(しんじつ)を

広い地下室(ちかしつ)

天井(てんじょう)から

細い水が 降り注(そそ)ぐ

中央(ちゅうおう)に立つ

石(いし)の祭壇(さいだん)

その上に 小さな箱

銀色(ぎんいろ)の鍵(かぎ)を

差し込めば

遠い昔(むかし)の鐘(かね)が鳴る

壁画(へきが)の中で

微笑(ほほえ)む少女(しょうじょ)

その顔は 私によく似ていた

胸(むね)の奥で

何かが震(ふる)える

知らないはずの

この場所を

なぜ私は

覚えているの?

蒼き神殿よ

教えてよ

あの少女は 誰なのか

閉ざされた記憶の奥で

何を守っていたの

蒼き神殿よ

崩(くず)れないで

遠い過去(かこ)を 消さないで

この手に触れた 古い箱から

小さな歌が

聞こえてくる

音が消える。

水の音も

風の音も。

ただ静かに

青い炎だけが

揺れている。

そして

壁画の少女が

ゆっくり目を開けた。

「やっと……来たのね」

蒼き神殿よ

今 開(ひら)け

閉ざされた時代を 越えて

誰にも語られなかった

真実(しんじつ)を この胸へ

蒼き神殿よ

響(ひび)き渡(わた)れ

古い鐘(かね)を もう一度

眠っていた記憶を

すべて呼び覚まして

ここから始まる

本当の物語(ものがたり)

青い炎が

ひとつ消える。

最後に残った

小さな灯(ひ)が

少女の手の中で

静かに輝(かがや)いた。

  • 作詞者

    夏目そら

  • 作曲者

    夏目そら

  • ミキシングエンジニア

    夏目そら

  • ギター

    ポン汰

  • ドラム

    ポン汰

  • キーボード

    ポン汰

  • ボーカル

    ポン汰

  • ピアノ

    ポン汰

  • その他の楽器

    ポン汰

黎明の誓いのジャケット写真

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**『黎明の誓い』**は、壮大なオーケストラと力強い女性ボーカルを軸に描かれる、幻想的でドラマティックなファンタジー作品です。

天界から地上へ降り立つ女神、失われた記憶を追う少女、戦場へ向かう女性戦士、そして時を越える古い時計――。

美しく静かな旋律から、緊迫感あふれる戦闘シーン、胸を締め付ける哀しみ、そして希望へ向かう壮大なクライマックスまで、10曲それぞれが異なる物語を描きます。

繊細なピアノやストリングス、重厚なオーケストラ、疾走感のあるドラム、ドラマティックな女性ボーカルとコーラスが重なり、まるで一本のアニメーション作品を音楽だけで旅するようなアルバムに仕上げました。

静寂から戦いへ。絶望から希望へ。

それぞれの楽曲に込められた物語を感じながら、最後まで楽しんでいただければ幸いです。

アーティスト情報

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