

静かな空に
鐘が鳴る
白い雲を
風が裂く
遥か彼方から
見下ろせば
地上に黒い
煙が立つ
長い間
見つめていた
人々が暮らす
小さな街
笑い声も
泣き声も
すべて聞こえて
いたけれど
私はただ
見守るだけ
天上(てんじょう)の掟(おきて)に
従って
触れてはいけない
地上へ
決して降りることは
なかった
けれど今
あの街から
聞こえてくる
助けを呼ぶ声
もう私は
見ているだけでは
いられない
Celestia――
空を越えて
今 あなたのもとへ
降りてゆく
白い衣(ころも)を
風になびかせ
燃える大地へ
舞い降りる
Celestia――
翼(つばさ)なくても
この手で誰かを
守れるなら
たとえ神々(かみがみ)に
背(そむ)いても
私は地上を
選ぶ
轟音(ごうおん)が
街を揺らし
石の壁が
崩れてゆく
逃げ惑(まど)う人々の
その中へ
ひとりの女神が
降り立った
敵兵(てきへい)が
剣を振り上げる
彼女は静かに
手をかざす
一瞬(いっしゅん)――
大地が震え
巨大な衝撃(しょうげき)が
走り抜ける
恐怖さえも
消えたわけじゃない
ただこの手で
守りたい
その気持ちだけが
私を
ここまで連れてきた
Celestia――
空を裂いて
迫る敵陣へ
駆けてゆく
長い髪が
風に舞い
その瞳(ひとみ)は
まっすぐ前を見る
Celestia――
今 戦う
神であることを
捨ててもいい
この大地で
生きる人々を
見捨てることは
できない
静寂(せいじゃく)。
倒れた街。
女神は
傷ついた少女を
そっと抱き上げる。
少女が尋ねる。
「あなたは……誰?」
女神は
少しだけ笑う。
「ただの――」
「あなたを守りたい人。」
Celestia――
今 舞い上がれ
すべての願いを
その胸に
失ったものを
取り戻すためじゃない
これから生まれる
命のため
Celestia――
空を越えて
最後の敵へ
立ち向かえ
神々さえも
知らない場所へ
私はこの手で
道を開く
Celestia――
Celestia――
戦いが終わる。
女神は静かに
空を見上げる。
もう天上へ戻ることはない。
朝の風の中で
彼女は微笑んだ。
- 作詞者
夏目そら
- 作曲者
夏目そら
- ミキシングエンジニア
夏目そら
- ギター
ポン汰
- ドラム
ポン汰
- キーボード
ポン汰
- ボーカル
ポン汰
- ピアノ
ポン汰
- その他の楽器
ポン汰

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ストリーミング / ダウンロード
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夏目そら
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ヴァルキュリア・コード
夏目そら
- ⚫︎
Celestia
夏目そら
**『黎明の誓い』**は、壮大なオーケストラと力強い女性ボーカルを軸に描かれる、幻想的でドラマティックなファンタジー作品です。
天界から地上へ降り立つ女神、失われた記憶を追う少女、戦場へ向かう女性戦士、そして時を越える古い時計――。
美しく静かな旋律から、緊迫感あふれる戦闘シーン、胸を締め付ける哀しみ、そして希望へ向かう壮大なクライマックスまで、10曲それぞれが異なる物語を描きます。
繊細なピアノやストリングス、重厚なオーケストラ、疾走感のあるドラム、ドラマティックな女性ボーカルとコーラスが重なり、まるで一本のアニメーション作品を音楽だけで旅するようなアルバムに仕上げました。
静寂から戦いへ。絶望から希望へ。
それぞれの楽曲に込められた物語を感じながら、最後まで楽しんでいただければ幸いです。
アーティスト情報
夏目そら
日本の伝統美と現代のエレクトロサウンドを融合させた音楽を制作するアーティスト。和楽器×エレクトロ、ボカロ×幻想的なメロディを得意とし、幽玄で切ない世界観を楽曲に込める。TuneCoreを通じて、より多くの人に音楽を届けたいと思っています。
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