

春の夜の月はおぼろにて
いかがお過ごしでしょうか
久しくお姿を拝見せず
心細く存じております
やわらかな風が野をわたり
光の粒が空にほどけて
わたくしの心を
静かに撫でてゆきます
あなたに触れられぬまま
火を失った火のように
酸素のないこの想いが
まだ燃えようとするのです
明滅 明滅 明滅して
胸の奥で鳴りやまず
わたくしだけがここにいて
どこにも行けぬまま
このあかるい空の下で
あなたというただ一つの気配
触れられぬまま遠ざかり
それでもなお近くなる
胸の奥では今もなお
遠い灯りがまたたいて
会えぬ時ほど確かになる
そんな気がして おります
あなたに触れられぬまま
火を失った火のように
酸素のないこの想いが
まだ燃えようとするのです
明滅 明滅 明滅して
まだ鳴りやまず
わたくしだけがここにいて
どこにも行けぬまま
どうか次にめぐりあう折に
お会いできますように
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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拝啓、明滅する思い
Liminal Reverie
春の夜、
触れられぬままに在り続ける想い。
風はやわらかく、
光は静かに揺れているのに、
胸の奥では、名もなき灯りが
明滅をくり返している。
それは、消えきることもなく、
燃え尽きることもなく、
ただ静かに存在し続ける感情。
届かぬまま、
それでもなお消えぬもの。
これは、
「触れられない」という距離の中で、
なお燃えようとする想いの記録。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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